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ルビーロマンをどう分ける?

ルビーロマン

というぶどうをご存知だろうか。

石川県で栽培されている高級ぶどうで、一粒の大きさがピンポン球くらいある。

ちなみに私は口にしたことがない。

2019年初競では、一房なんと

120万円。

一粒5万円。

だったらしい。

ご、ごまんえん

ですってよ奥さん。

ある日、私の子供達(兄、妹)に問題をだした。

それは

一粒5万円のルビーロマンが2粒ある。母、兄、妹でどうやって分ける??

というもの

算数だと答えは
2÷3=0.6666·····
になる

まず妹(小4)に聞いてみた

すると

うーんとねぇ、

ママに1個あげて、もう1個はお兄ちゃんと半分こする

うん。これですよ!そういうの待ってた!道徳的な模範解答に母感動。
後でアイス買ってあげる。

ま、実際ルビーロマンが目の前にある訳ではないけれどなんとも嬉しい回答だ

そして、兄(中3)

うーん。難しい問題だな

少し考えさせて·····

しばし待つ。

すると


もう一粒買う

え?

買う?
1粒5万だぞ?

そ、その発想は全くなかった!!!

そこで私はある事に気づいた

ぶどうは2粒しかないと思い込んでいた

これが

固定観念

気づかずに決めつけていたのだ

なかったら買えばいいじゃないか。

その単純な答えを1粒5万円という値段のせいで出来ないと決めつけていた。

斜め上をいく回答にしばらく考え込んでしまった。

なるほど・・・

人間って今ある状態が全てだと思い込んでいるんだなと

そこで可能性を諦めてしまっている
それは往々にしてある

もしかしたら、対人関係でも言えるのかもしれない

自分が知っているその人が全てだと

なぜこの人はこんな事言うの?するの?してくれないの?
これ、全て自分の固定観念なんだ

今回、子供に気付かされたけれど

決め付けていることに気づく

これは実践したいものだと思う。
(なかなか難しい事かもしれない)

そして

可能性に制限はない

もちろん物理的に不可能な事もあるだろう
タイムマシンで過去に行こうというのは無理だし、ホイポイカプセル(DRAGONBALL参照)は質量保存の法則で重さは変わらないので、家なんかは吉田沙保里くらいしか投げられない

だから、出来ないと思い込んじゃいけないんだと

うん。

そんなことに気がついた私は

来年のルビーロマン初競りで落とし

仲間にこう言ってやりたい

ぶどう1粒どう??

#エッセイ
#子育て
#教訓

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