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努力か運か

「オンリーワン」などの言葉がありますが、競争社会から逃れられることがないということも現実です。大人になって消費者側に回れば、より安くいい商品を買おうとしますよね。そこに競争社会があるから、安くていいものを売る会社が出てくるわけです。

結局、自分がどの立場にいるかで、都合よく変わるわけですからそう考えると、平等という社会は存在しないわけです。

人間は生まれつき、色々な「差」を持っています。お金持ちの家に生まれた人、容姿に恵まれた人、身体能力が高い人、大人になるにつれて気が付き始めます。そこで、それをどのように考えられるかで、その人の人生は変わっていきます。

18歳から25歳に不況をむかえている若者は「努力より運」という考え方の傾向になりやすいと研究者は論文を書いています。(Guiliano and Spilimbergo2014)
人間の成功は、努力より運であるという価値観になるから、色々なことをあきらめやすい思考になるそうです。


多くの人間は、様々な勘違いをしているのではないのか、と私は思うわけです。
競争社会が悪いのではなく、「競争」のイメージである足の引っ張り合いの部分がイメージを悪くしています。
「負けず嫌い」を“出来なくて悔しい。もっとやろう”と考える人と“あいつに負けるのが嫌だ。あいつばかりズルい”と考える人では本質が違うわけです。

ズルい=自分が損する
これはダサい。こんな人には、いい運がきません。


「運」は「努力」とすぐ近くにいると感じています。
例えば、私はギャンブルをするときでも情報と脳をフル稼働させます。そこに「勇気」があれば、賭けに勝てることも多くなります。
これは、なんにでも通用します。

勝ったら美味しいご飯を食べます。



しっかり勉強して情報を持ち、準備をし、いざというときに「えいっ」と飛べる勇気が「勝ち」を引き寄せるのです。
時々、「勉強」のみしている人や「勇気」のみある人がいますが、両方必要ね。

「成功している人が運だけで来ていると思うなよ。他人に見せないだけだぞ。
学習する努力と、飛べる勇気が生まれつきの「差」を凌駕していくのだよ。」

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