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"素材香る、プラスされる日常を" 【Komons】有井誠

"ワインのように、素材の状態によって少しずつ香りが変わるんです。"

自社の商品を愛でるように語る有井誠さんが手掛けるのは、毎日の家事を「プラスな時間」に変えるホームケアブランド Komons。ご自身の家族を想ってつくりはじめたプロダクトに対するこだわりや今後の展望についてお聞きしました。

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ホームケアブランドと一口に言っても、商品ラインナップは幅広いですよね。ブランドとしてこだわっているポイントはどういったところなんですか?

一番こだわっているのは香りですね。Komonsのプロダクトは果実や樹木の香りを使用してつくっていますが、ひとつひとつ生産者さんのもとへ足を運びながら、そのプロダクトにマッチした香りを見つけているんです。

香りって気持ちへの影響が大きいじゃないですか。だから使用するシーンに合わせた香りであることが大切なんです。家に帰ってきて最初に使うハンドソープは、爽やかなユーカリやベルガモット。食器用洗剤には、リフレッシュできるようにオレンジやレモンなどの柑橘系をメインに使っています。

ティーシードオイル_産地

Komonsのプロダクトが「いい香りがする」だけで終わらない理由がわかりました。そんな想いの込もったプロダクトを、お客さんにはどのように楽しんでもらいたいですか?

家庭のなかで使うものなので状況はそれぞれだと思いますが、面倒(マイナス)なだけだった家事の時間が、すこしでも幸せがプラスされる時間になって欲しいなって。Don't Look Back in Anger(食器用洗剤)のように、プロダクトにはそれぞれ洋楽の名前がついてるんですが、そういったメッセージも込めながら名付けてるんです。

そして、気に入ってくれたら次回も使ってみて、香りの違いを楽しんで欲しいですね。というのも、天然の素材を使っているので同じプロダクトでも素材の状態や産地によってすこしだけ香りが違うんですよね。毎回変わる香りで素材を感じるのも、Komonsを使う楽しみのひとつになっていって欲しいです。

四万十ゆず

そういったプロダクトの"揺れ"からも、自然のものと付き合っていることを感じますね。今後も季節ごとに新商品が登場する予定はあるんですか?

まだ未確定ですが、扱いたい素材はいくつかあります。日本は地方によって気候や地形が様々なので、樹木や果実の素材の種類は世界的にみても豊富なんですよ。例えば同じ杉でも、北と南で香りが違う。さらに山椒やクロモジのような変わった素材を加えるといくらでもパターンがつくれると思うんです。

ほかにも、香り以外にもKomonsに欠かせない素材はあります。『Don't Look Back in Anger』(食器用洗剤)や『I can hear music』(ハンドソープ)に使われている「茶の実オイル(ティーシードオイル)」もそのひとつです。

ティーシードオイル_茶の実

もともとは耕作放棄の畑で捨て置かれているような素材でしたが、そこから保湿効果の高いオイルを生み出しプロダクトに応用しました。

日本各地に眠っている素材の魅力を再発見して、ストーリーを編み上げ、世に伝えていく。"日本ならでは"の香りを追求していくこともKomonsの役割の一つだと思っています。

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香りで日常を彩るホームケアブランド Komons。素材への徹底したこだわりと未だ見ぬ魅力に気づけたのではないでしょうか。まめくらし研究所では『Don't Look Back in Anger』(食器用洗剤)、『I can hear music』(ハンドソープ)、『Free as a Bird/mini』(除菌消臭ミスト)、『What a Wonderful World』(バスクリーナー)の4種類をご用意しています。

まめくらし研究所
住所:高円寺アパートメント1階(東京都杉並区高円寺北4-2-24 A104)
営業時間:水〜日曜日 10:00〜18:00(不定休あり)
連絡先:junta@mamekurashi.com

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ホリデイギフトやお年賀として贈る方も多くいらっしゃいます。いつもより自宅で過ごす時間が長い時期だからこそ、日常に豊かな香りを取り入れてみてはいかがですか。

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