双極性障害の特徴【わが妻の場合】
今回は、わが妻のことについて書いてみたいと思います。
私の妻は双極性障害です。
躁鬱とも呼ばれているものですが、特徴としてはその名のとおり、躁と鬱を繰り返す病気です。
では、躁と鬱とはどのような症状がでるのか?
について、わが妻の場合をもとに書いていきたいと思います。
躁状態の場合
まず、躁状態から。
躁のときは、とてもエネルギッシュで、元気そうに見えます。一見、良くなったのだなと思うように見えます。
普通に動けますし、食事もしっかりとれるし、本当に問題なさそうなのですが、いくつか異常な部分が垣間見れます。
それは、、
会話が途切れない。
とにかく、しゃべりつづけます。
よう、長い時間しゃべられるな、と思うほどひとりでひたすらしゃべりつづけます。
時間にしていうと、平均的に1時間前後は軽く続きます。
とにかく途切れない。
そして、その口調も特徴があり、、
言葉の端々に圧力を感じます。
話を聞いていると、すごく威圧的に感じるときがあります。
楽しげに話しているのですが、なんか時折恐怖を感じるときがあります。
ふつう、このような感じで話続けるとおそらく早々に疲れ果ててしまうなと思うほどの長時間、圧力をかけて話つづけるわけです。
この特徴がでてたら、
「あ、今躁状態だな」と、認識してます。
ほかの特徴としては、
感情の起伏が激しい
というところです。
とにかくコロコロと感情が変わりやすい。
機嫌がいいときは問題ありませんが、悪くなると何かにつけて不満をぶつけてきます。
説教するような感じで、これまでの不満をすべて吐き出すまで続きます。
このときの妻の様子は、別人でまるでモラハラする上司のようなイメージですかね。
とにかく、上から目線でこれまでの私の悪いところをアレコレ事細かに説教してきます。
この説教モードがはじまると、正直気が滅入ります。
何度これを受けて、離婚しようかと思ったことか。
他に、、
異常に睡眠時間が短い
というのもありますね。
妻本人いわく、躁状態のときは全然寝なくても平気だそうで、確かに夜中遅くまで起きていることがしばしばあります。
躁状態では、疲れというものが感じにくく、いつまでも活動的でいられるようです。
鬱状態の場合
では、逆に鬱状態になるとどうなのかについてですが、妻の場合、、
寝たきり状態になります。
朝から起き上がれることが難しく、食欲もない、水すらも飲めないといった状態になります。
起こして何とか飲食を促すのですが、受け付けてくれません。
昼過ぎまでひたすら眠ります。
15時前後あたりになってきてようやく起き上がって、水分補給を少しするといった感じですね。
食事はこのときに少しでも食べられればいい方で、悪いときは晩ごはんだけ何とか食べられるといった状態です。
それほど、起きるのもきついようです。
次に特徴としては、、
自分責めを繰り返す
ですね。
とにかく、何でも自分が悪いと言い始めます。
寝たきりで、いろいろ家のことができないことに対して自分で自分を責めてしまうようです。
そんなに責めなくてもいいと伝えても、鬱状態のときはなかなかそう思えないようです。
躁、鬱になる期間
それぞれの状態になってからどれくらいつづくのか?
躁状態の場合、なってから約1ヶ月ほどつづきます。
鬱状態になると、約2ヶ月ほどつづく感じですかね。
躁状態が短く、鬱状態が長いという特徴があります。
個人差があるので、あくまで私の妻の場合です。
おわりに
…というわけで、今回はわが妻の場合での双極性障害のことについて書いてみました。
双極性障害は、本人がつらいだけでなく、家族もとてもつらいです。
躁と鬱、両極端でどちらがいいということはありません。
私としては、強いていえば、躁状態の方がまだいいのかなと思います。
基本、元気で動けるので、あとは飛ばしすぎないように見守りながら声掛けをして、無理しすぎないように促して行く方がまだいいですね。
無理をしすぎると、感情的になり怒りモードになりやすいですから。
といったところで、今回はここまで。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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