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No.②四国ドライブお遍路:第一日目【発心の道場~徳島編~】※2/2

今回は1泊2日徳島の旅(1番:霊山寺から17番:井戸寺まで)

第一日目の後半です。今日は第6番札所安楽寺から第11番札所藤井寺までです。


第6番札所:安楽寺(あんらくじ)

5番札所霊地蔵寺を出発して約20分で次の安楽寺へ到着。
時刻は12時15分。天気は相変わらずの曇り。

安楽寺についての解説

歴史:この地には古くから温泉があり、安楽寺は弘法大師によって温泉湯治の利益が伝えられた旧跡で、山号は温泉山とされた。(現在も大師堂前から温泉が湧き出ている。)
創建:弘仁6年(815)
本尊:薬師如来(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
アクセス:極めて良好
駐車場:山門まで徒歩1分程度(無料)

徒歩1分程度の近場駐車しやすい場所です
竜宮城?みたいな山門です
本堂(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
大師堂(南無大師遍照金剛)

安楽寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

漁師が誤射した弓から弘法大師を守ったとされる弘法大師手植えの「さかまつ」
多宝塔では八十八カ所のお砂踏みができます
温泉湯治の御利益が伝えられたお寺の名残?
こちらの仏様はなんともほっこりさせてくれます。後ろ姿も必見。
駐車場から山門までの道のりのカフェで一息

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)温泉付きの宿坊があるそうです。一度は泊まってみたいものですね。
(はち助)温泉と聞いて興奮するまめはちです。宿坊に泊まってはみたいけど、なかなか踏み切れず。だって、お酒は飲んじゃダメだよねぇ、きっと。
そうそう、ウグイスの声は日本一!と褒めてあげたいほど、美しい鳴き声でした。


第7番札所:十楽寺(じゅうらくじ)

6番札所安楽寺を出発して約5分で次の十楽寺へ到着。

十楽寺についての解説

歴史:大師は生・老・病・死など人として避けることのできない苦難に、10の光明と、輝く楽しみが得られるようにと願い「光明山十楽寺」と名付けたお寺。
創建:大同年間(806〜810)
本尊:阿弥陀如来(おん あみりた ていせいから うん)
アクセス:極めて良好
駐車場:境内に隣接

山門横の広い駐車場
竜宮城みたいなその名も「竜宮門」と呼ばれる山門
本堂(おん あみりた ていせいから うん)
大師堂(南無大師遍照金剛)

十楽寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

左から入れば「縁結び」右から入れば「縁切り」
太平洋戦争の特攻飛行で亡くなった予備学生の慰霊に安置された不動明王

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)想い出のお寺の一つ。前回はコロナの影響で納経所が閉鎖されてて、御朱印がもらえず、後日改めて訪問した苦い思い出があります。
(はち助)はち助も思い出深いお寺。「竜宮門」と呼ばれる山門をくぐると、続いて遍照殿という中門が見えてきます。十楽寺の見どころにも記載した遍照殿には両サイド2つの入り口が!左から入れば「縁結び」右から入れば「縁切り」。ここは間違っては行けません!はち助は迷わず、「縁切り」から。一巡目の時も「縁切り」に。はち助は、いい縁はたくさん頂いているので、悪い縁とはきっぱりお別れさっぱりしたいのでした。


8番札所:熊谷寺(くまだにじ)

7番札所十楽寺を出発して約10分で次の熊谷寺へ到着。

熊谷寺についての解説

歴史:弘法大師がこの地で修行をされていた時、紀州の熊野権現があらわれ「末世の衆生を永く済度せよ」と告げられた。大師はその場にお堂を建てて等身大の千手観音像を彫造し、その胎内に金の尊像を納めて本尊にされた。
創建:弘仁6年(815)
本尊:千手観世音菩薩(おん ばざらたらま きりく)
アクセス:極めて良好
駐車場:境内に隣接

駐車場は山門と中門の中間にある少し特殊なお寺です
駐車場から本堂へ向かう途中の門を山門と勘違いしそうですが、山門は駐車場から道路を挟んだ反対側にあります。
歴史を感じる本堂(おん ばざらたらま きりく)
階段を登った先の大師堂(南無大師遍照金剛)

熊谷時の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

安永3年(1774)建立の多宝塔。大日如来像を中心に、四方に如来像を安置しています。
山門から本堂へ向かう途中の中門
季節的に紫陽花がとてもきれいでした。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)山門は見逃さずに!境内の要所にある紫陽花はとても綺麗で神秘的でした。
(はち助)ここも坂と階段がある熊谷寺。やっぱり階段は苦手だなぁと登った先に感じる空気感は何か特別!色とりどりの紫陽花も美しかったです。晴天も相まって、気分は爽快!! この頃には、本堂でローソク&線香→納札&お賽銭&お経→大師堂でローソク&線香→納札&お賽銭&お経のルーチンが整いました!軽快に、まめ助と巡礼が進んでいきます。


9番札所:法輪寺(ほうりんじ)

8番札所十楽寺を出発して約5分で次の法輪寺へ到着。

法輪寺についての解説

歴史:弘仁6年、弘法大師がこの地方で巡教されていたとき白蛇を見つけた。白蛇は仏の使いであるといわれていることから、大師は釈迦の涅槃像を彫造し、本尊として寺を開基したとされている。
創建:弘仁6年(815)
本尊:涅槃釈迦如来(のうまく さんまんだ ぼだなん ばく)
アクセス:極めて良好
駐車場:境内に隣接

山門まで徒歩1分の駐車場
正面に本堂を見据える山門
本堂(のうまく さんまんだ ぼだなん ばく)
大師堂(南無大師遍照金剛)

法輪寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

本堂にある健脚祈願の「足腰お願いわらじ」
山門に佇むかわいいらしいお地蔵さん?
山門前の気になるカフェ??

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)本堂の足腰お願いわらじには、足腰の長寿?を切にお願いしました!老化は足元からって言いますからね。
(はち助)コンパクトで心地の良い風が流れる法輪寺。健脚祈願のお寺で有名なので、はち助の健脚も祈願しました。コロナ禍の在宅でどうも足腰が弱っているのを、一巡目と比較して実感しました。このままじゃ、三巡目が不安すぎるの。まめ助は相変わらず、健脚。でも、ガラスの膝(笑)


10番札所:切幡寺(きりはたじ)

9番札所法輪寺を出発して約10分で次の切幡寺へ到着。

切幡寺についての解説

歴史:修行中の弘法大師が僧衣を繕うため、機織りの娘に布切れを所望したところ惜しげもなく織りかけの布を差し出した。心を打たれた弘法大師が娘の願いを聞いて千手観音を彫った。寺名はこれに由来する。
創建:弘仁年間(810〜824)
本尊:千手観世音菩薩(おん ばざらたらま きりく)
アクセス:直前に少し狭い道がありますが、特に問題はありません
駐車場:境内に隣接

山門に隣接した駐車場。実はここから長い道のりがはじまります。
駐車場にあり山門
やっとたどり着いた山門(おん ばざらたらま きりく)
大師堂(南無大師遍照金剛)

切幡寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

本堂までは鬼のような階段地獄!全333段!


登り切ったと思いきや、まだまだ階段!
そしてトドメの階段!筋肉痛確定!
織物をささげた娘をモチーフにした観音像

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)このお寺はとにもかくにも階段で始まり階段で終わりました。明日はロボコップになること確定です!
(はち助)すでにこの頃になると足腰が・・・1つ前の法輪寺で健脚祈願したんだけどなぁとうな垂れながら長い長い階段を一歩ずつ登りました。なんだかんだいつも文句を言うけど、一歩ずつ登れば確実に到着できて、そして頑張って登った人だけに魅せてくれる特別な景色は格別なんだよ〜と自分に言い聞かせながら、登り切りました。鳥の美しい鳴き声と山の音、風の香りが特別な時間へ誘ってくれます。頑張ってよかった!弘法大師様も喜んで迎えてくれた気がしました。


11番札所:藤井寺(ふじいでら)

10番札所切幡寺を出発して約30分で次の藤井寺へ到着。

藤井寺についての解説

歴史:弘法大師は自身の厄年に当たり、厄難を祓い薬師如来像を彫造して、堂宇を建立した。その地からおよそ200メートル上の8畳岩に、5色の藤を植えたという由緒から、金剛山藤井寺と称されるようになった。
創建:弘仁6年(815)
本尊:薬師如来(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
アクセス:少し狭い道もありましたが至って良好。
駐車場:300円

駐車場から山門までは徒歩1分程度。ただし有料。。。300円
歴史を感じる山門
本堂(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
大師堂(南無大師遍照金剛)



藤井寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

山門をくぐってすぐに藤棚が見えます。シーズンには素敵な景色が広がっているんでしょうね。
これが有名な「お遍路ころがし」と呼ばれる12番焼山寺へ続く道です。
本堂天井の龍。気付かない人も多いと思います。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)噂に聞いたお遍路ころがしとまで言われた、歩きお遍路最高難易度の入り口。この先いつかチャレンジしてみたいですね!
(はち助)歩きお遍路の難所!森へ続く道を覗いてみただけでブルっときました。納経所の方(明るい女性)に聞いてみると、次の焼山寺まで約12km、健脚の方で約5時間もかかるらしい。ゆっくり行けば、7時間もかかるんだって。しかも、この道、野犬やイノシシ、鹿なのどの野生動物が出没するらしい。しかも、夏は、マムシも出没!
過去に野生動物やマムシに襲われた事件はなかったんだろうか・・・トイレもないって、どうするんだろう!?と素朴な疑問が次々と浮かびます。お尻出してたら、ガブッとマムシに噛まれたら!!と想像しただけでブルブル。まさに最大の難所です。


スタート初日は順調に終了!今日も一日お疲れ様でした!

何とか予定通りに1番札所から11番札所までの巡礼を終えることができました。明日は12番札所の焼山寺からスタートです。

いざ徳島市内の宿へ!今夜は記念の打ち上げです。

藤井寺から徳島市内の宿まで車で約40分。晩酌のお店は道中予約済み。まめはちは今から楽しみで鼻血が出そうです。

今回、ふたりで「みんなで!とくしま応援割」サービスを利用することで、宿も安く泊まることができました。おまけにクーポンもひとり2,000円もらうことができとても有意義でした!

雰囲気で決めた駅前の「安兵衛」ふたりの嗅覚は本物です!
店内の雰囲気も最高!間違いナシ!しかも現在17:30(笑)
もちろん料理も最高!少々飲みすぎたかな。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)これを楽しみに一日頑張った!これがあるから旅は楽しいですね。訪れた土地での美味しくも楽しい出会い。旅の醍醐味ですね。
(はち助)まめはちの嗅覚はハズレがない!と言い切れる程、雰囲気も料理も素敵なお店に辿り着けました。しかも、今日は満席だって。日頃のおこないがいいからだね。一次会で十分満足、ご満悦でした。この後、ホテルまで千鳥足で戻りました〜。まめ助、また行こうぜ。

明日は焼山寺からスタートです。明日に備えておやすみなさい。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
この続きも是非読んでみてくださいね。
よろしくお願いいたします!

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