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詩「青い光のみ反射して」

あなたの肉体が青い光のみ反射して夜桜の下、病人のように浮かぶ

触れたいものがなくなったから、もう肉体はいらないとか言わないでほしい傷ついたことすら忘れるくらい傷ついていたことはわかるよ
でも、人間とか異性とか友人とか抜きに、肉体としてわたしに触れてほしい肉球のように愛おしい部分とか誰にも触れられたことのない部分など
そして夏に向かって、いっしょに細胞を作り変えていこうよ

あなたの涙は青い光のみ反射して、そのなかに春の痛みを全て閉じ込める

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