Toxic Girlの阿部亮平はレベルが段違いだという話
テン テテンテン テレレンテン \ハッハー!/
私はこのリズムを聴くと心拍数が上がる。
決して変な病ではないので誤解しないで頂きたい。
SnowManの記念すべき2枚目のアルバムである、「Snow Labo. S2」の4番目に収録されている楽曲が題目にも上がっている「Toxic Girl」である。
このアルバムは【9人が1人1ジャンルを担当して選曲を行う】という大変面白い試みのもと、出来上がったものだ。
そして自担・阿部亮平が選曲した楽曲が、この「Toxic Girl」なのである。
楽曲紹介動画が出たその日、私は偶然休みだった為、ソファーに座って動画を見漁っていた。
まさか、まさかである。
自担が、こんな、こんなドドドドドストライク曲、しかもバチイケ色気大爆発曲を選曲しているとは思ってもみなかった。
狂人である。
まだ見れない友人Aちゃんの優しさに甘えてひたすら語彙力のかけらもない文章(ともいえない)を送っている。
とても申し訳ないが、この後視聴したAちゃんも同じくらい狂っていたのでおあいこということにしておこう。
この後、SnowManのラジオである素のまんまで曲の1部が解禁された。
その際の私のTwitter(現X)の検索履歴をご覧頂こう。
狂人再来である。
サビ前に聴こえた吐息が一体誰の物なのか、思いつく限りのワードで検索を繰り返していた。
何故なら当時の私は、"この吐息は阿部亮平のものではないか"という考えを持っていたからである。
8割阿部亮平だと自身の耳を信じて、毎日視聴を繰り返していた私に、優しい阿部くんは答えをくれた。
ありがとう、あべくん。
ありがとう、世界。
私はこの時1つの決意を固めた。
絶対ツアーでToxic Girlの阿部亮平を肉眼で見てやる。
この強い意志を持ち続け、無事にツアーにも当選し、うちわも作り、いざ参戦日当日。
喜ばしいことにこの日以外にも参戦日があったため、Aちゃんと「欲を持ちすぎるのは良くない」と座席に特に期待をすることなく向かった。
そんな私たちに神様はお恵みをくださった。
座席はまさかのアリーナ、メンステ前のブロック、しかも花道横、センステすぐそこ。
手の震えが止まらなかった。
なんなら心拍数もえげつない。
隣の目黒担の親子と「どうしましょう…!!」とあたふたし、気がつけば開演。
あまりの近さに圧倒され、3曲目であべくんからファンサを頂き、既に私のキャパはいっぱいいっぱいだった。
そしていよいよToxic Girl。
阿部亮平はセンターにいた。
夢であった阿部亮平のセンターを見ること。
見るどころではない距離。肉眼でくっきり。
スノクラゲ越しに見える艶やかなあべくんの表情に惚れ惚れしていた。
まだ余裕があった。
私は近さに圧倒され、忘れていたのだ。
この後、爆弾(吐息)が落とされるということを。
宮舘涼太のパートが来てようやく思い出した私は、迫り来るそれ(吐息)に備える術は持ち合わせていなかった。
モニターに抜かれる阿部亮平。
そして落とされた爆弾。
見事に私は腰を抜かしかけた。
思わず座り込みそうになる私の腰に手が回された。
そう、Aちゃんの手である。
「豆 ちゃん、頑張れ。」
右隣から聴こえた声に頷き、また阿部亮平と対峙する。
「You're so Toxic Girl」
ラスサビ前の攻撃にもなんとか耐え抜き、私は見事に勝利をおさめた。
円盤が発売された今、セレクションなどを通してToxic Girlの様々な阿部亮平を見ることができる。
彼の"ヤバい"ところは、
表情のパターンの数がすさまじい
ところである。
魅せ方の幅がとにかくすごい。
吐息ひとつにも目元を隠したり、口元に触れてみたり、少し微笑んでみたり、鋭い視線になったり。
更に、自身がプロデュースしたスノクラゲの使い方。
かきわけてみたり、数本手に絡ませてみたり、身体全体に巻き付けてみたり、束にしてふわっと抱きしめたり。
曲前の表情にも大注目である。
狼の遠吠えと共に、モニターに映し出される彼の表情は艶やかでなんとも美しい。
とにかく、私はこのToxic Girlという楽曲が、更なる阿部亮平のパフォーマンスの幅と才能を全世界に知らしめるきっかけになったのではということを、声を大にして言いたい。
そして最後に。
数多ある楽曲の中から、Toxic GirlをYouTubeに上げる選択をしてくれた人に金一封を差し上げたいので、是非とも名乗り出て欲しい。
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