123 鮭の産卵シーン

52歳の私。ネットコラムを読むと、「2040年の日本は高齢国家ではなく、独身国家になる」らしい。

さもありなん。

感覚値だが、九州・山口でも「独身者」が増えた。子どものときに描いた温かい家族像が頭の中では既に崩壊した。

独身者は転勤職種に少なく、親御さんとの同居やすぐ近くに住んでいる人がほとんど。
心優しい長男、長女が多い。
なので、「親にうつしてはいけない」と、コロナ禍を親子連れよりも、より身近に感じて、外出機会を減らすなど慎重に暮らしている。

今朝のテレビ全国中継でも、コロナ患者(匿名)の証言は「女性40代・一人暮らし」。また、親の介護を手伝うために帰省し、コロナにかかった50代男性(匿名)も独身のようだった。

わが子2人は男子。この2人は「いずれ結婚したい」と考えているようだ。

結婚、婚活の話を聞く度、思いだす光景がある。

子ども時代に見た鮭の産卵シーン。

記憶に残る人も多いはず。

1匹の雌に群がる雄。

川の浅瀬での産卵、受精の様子が迫力満点に伝えられる。

食い入るように見つめた私。
屈強な雄たちの1番端にいた体が小さい雄を。

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