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あの事件から75年が経過
元新聞記者の私。
世間を揺るがす事件事故や外交、政治の「取材」では、その事案に関係してそうな人に徹底して当たるのだが、「話をうのみにするな」とキャップやデスクに教え込まれる。
多くの人に当たり、複数の話や見立てを引き出し、総合して一つの事実に行き着くストーリーを導きだすのだが、なかなかウラが取れない。
新聞記者は思い悩む。
「人は噓をつく」。このことに気づかされる。
家族を守るため、
組織を守るため、
国家を守るため、
そして、
自分を守るために。
大学図書館の書評を書くことに。
これまた初めてプロジェクト。
55歳。まだまだやな。
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