146 母校のスポーツ力とわが子の部活

「母校のスポーツ力」と「わが子の部活」によって、われわれ中高年の間での、五輪種目への理解度が大きく異なる。

自分自身が甲子園によく出場する高校出身だと、当然、野球に詳しくなる(女子生徒であっても)。プロ野球にも関心が高い。

自分の高校に新体操やライフル射撃の部活がある場合、全国インターハイで活躍した同級生がいたかもしれない。

逆に、九州の県だと、女子水球とかほとんど聞いたことがない。

私はといえば、中学が女子バスケの名門だった。主力は小学ミニバスケの日本一と聞いた。高校はラグビーが強く、今では花園常連校で、ベスト8にその名を連ねる。

当然、その2種目は興味ある。三十数年前。中学の同級生が出場した大学女子バスケを見に行った。代々木、駒沢どちらの体育館にも行った気がする。

わが子の部活でもスポーツを学ぶことができる。長男は卓球部だった。「バタフライ」という卓球ラケットメーカーを初めて知り、なんと、私がまちづくりでお世話になる山口県の「柳井市」が発祥の地であることを初めて知った。

「オリンピックにこんな種目あるんだ」

テレビの前で毎回驚く人がいる。
自分が通った学校にどんな部活があったか、わが子がどんな部活をしたかによって、その理解度が大きく異なるとあらためて感じた。

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