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デンソーウェーブさんとMEDIOTOLOGYさんがコラボ!? IoTの進化

こんばんは。理系の学生まめです。大企業様のとんでもコラボで驚きを隠せないので記事にしました。

1.薬包のIoT化

 デンソーウェーブとMEDIOTOLOGYは薬包をIoT化することで飲み忘れを防止するシステムを開発しました。薬包の飲み忘れ...あるあるだなと思いながら対策方法なんてない!そんな風に思っていました。
しかしナイスアイデアでこれを解決しました。

2.そもそもIoTって何?

 IoT(Internet of Things)とは従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(家電製品、住宅・建物など)をネットワークを通じて、相互に情報交換をするシステムのことを指します。
(詳しくを別の記事で紹介します)
今回は薬包がモノでこれをネットワークにつないでIoT化させたのです。

3.開発システムについて

 開発したシステムは、デンソーウェーブが独自で開発したRFID(Radio Frequency IDentification)技術を活用しています。RFIDタグを取り付けた薬包を通信機器を備え付けた専用のお薬箱で管理します。「IoTお薬箱」と命名されました。これによって薬包の出し入れが検知されるわけです。


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このシステムはApple製品とつなげることで完成します。iPhoneやApple Watchと連携することで、薬包を「IoTお薬箱」から取り出すと、iPhoneの専用アプリケーションに自動的に記録されます。

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Apple Watchで飲み忘れ防止の通知を受け取ることも可能です。情報はリアルタイムで共有され、薬局の薬剤師や離れて暮らしている家族が薬箱の状況を確認できます。これにより薬局は、リアルタイムな情報把握と適切な指導ができ、効率的な在宅対応が可能になります。

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これらの実証実験を同年12月から開始しており、2022年3月のサービス提供開始を予定しています。

4.想像する将来

 今回紹介したシステムは患者と薬局で働いている人が対象でしたが、現在コロナで圧迫している医療機関にとってはとてもありがたいシステムだったように感じます。他にも書類作成の自動化や医療機関との連携強化への貢献も期待できます。さらに飲み忘れを防止できることは患者の健康管理上の問題も解消できそうですね。

以上で記事は終わりです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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