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「マレフィセント」ディズニー最強ヴィランの前日譚

ふんわり情報

2014年公開、ロバート・ストロンバーグ監督、主演アンジェリーナ・ジョリー

キャッチコピーは「邪悪な妖精マレフィセント―― なぜ彼女は“呪い”をかけたのか? 誰も知らない「眠れる森の美女」がいま目覚める――」

感想

映画館で2回鑑賞し、2を見る前に復習のため自宅で3回目の鑑賞。
映像とアンジーが美しくてとても好き。やっぱりヒロインや悪役は美人に限る。
マレフィセントはツンデレだけど、ステファンと前国王に酷い扱いを受けてこじらせた結果なのかなぁと思いながら見ていた。
赤ちゃん時代のオーロラはアンジーの実子で本当に可愛らしい赤ちゃんなのに、その子に対して「醜い」「不細工」「大嫌いよ」と憎々しく言ってのけるアンジー、さすが女優だなぁと感心してしまった。

ステファンに裏切られ真実の愛などないと自分に言い聞かせ生きていたマレフィセントが身をもって真実の愛を育むとは。
昨今のディズニーは昔ながらの「白馬に乗った王子様が現れて、お姫様はずっと幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」の価値観を壊していますね。自らのブランドが確立したものなのに。だからこそ興味深い。
最近は家族愛などに重きを置いていて、それ自体は多様性としていいと思うんだけど、だからと言って王子様をクズ化させたり軽く扱うのはあまり好きじゃないなぁ。男性蔑視と取られかねないし、魅力的な男性もたくさんいる上で家族愛や姉妹愛も描いた方がより尊いものになると思うんだけど。
フィリップ王子が完全に噛ませ犬になっていてかわいそう…もうちょっと素敵な青年として描いてほしかったな。

まとめ

とは言え、ディズニーの中でも最強クラスのヴィランであるマレフィセントを主役とし新たな視点でストーリーを展開してくれたのはとても楽しかった。
やっぱりファンタジーは夢が見られるので好き!

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