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「トイ・ストーリー4」おもちゃの行く末…

ふんわり情報

2019年公開

“おもちゃにとって大切なのは子供のそばにいること”──新たな持ち主ボニーを見守るウッディ、バズらの前に現れたのは彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキー。彼は自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまう...。ボニーのためにフォーキーを救おうとするウッディを待ち受けていたのは、一度も愛されたことのないおもちゃや、かつての仲間ボーとの運命的な出会い、そしてスリルあふれる遊園地での壮大な冒険だった。見たことのない新しい世界で、最後にウッディが選んだ“驚くべき決断”とは...? 世界中が涙した前作を超える、「トイ・ストーリー」史上最大の感動のアドベンチャー。その結末は、あなたの想像を超える──。

感想

3で綺麗に終わったと思っていたトイストーリーの続編。
ラストはなかなかショッキングだった。しかし、1作目が公開されたのはもう25年(!!)も前。1作目をリアルタイムで心躍らせながら見たかつての子どもたちももうすっかり大人になる年月。私もその子どもたちのうちの1人。
それほどの年月が過ぎれば人間も環境も時代も変わる。おもちゃを取り巻くそれらも然り。ずっとずっとアンディ一筋だったウッディが、前作でボニーへと譲られそして今作では「おもちゃの幸せとは特定の子どものそばにいることなのか」というテーマで思い悩む。
1作目2作目でボーはあんなにアクティブな印象はなかったので、やはり時代とともに女性の生き方が多様化していることを反映しているのだろうか。ボーとは対照的なギャビーも描かれていたし。
と、据えられたテーマは前3作までより大人向けというか一人一人がどう生きるか、ということをおもちゃを通して問う内容だったと思う。

しかしそこはさすがにトイストーリー。相変わらずおもちゃたちはとても可愛い!テンポよく次々訪れるピンチ、それを切り抜けるドキドキ感、真面目な顔してちょっとおマヌケなバズ、「ゴミ!」「だっこして!」と言い放つフォーキー!
お馴染みの面々は出番が少なかったけど、3を欠席していたボーにスポットを当てていたから仕方ないのかなと。

ラストは…悲しかったけど、でも3でボーがいなくなってしまったウッディも悲しかったし…ウッディとバズは離れてしまったけど、これからはボーと一緒なんだよね…?と思って自分を慰めました。恋愛と友情って成立しえないの?それは欲張りなの?
うーん…ここからさらに続編はあるのだろうか?

まとめ

うーん。3までの方が綺麗に完結していたんじゃないかなぁとどうしても思ってしまう。友情より色恋を選んだの?と思ってしまって…いやそんなことはないんだろうけどさ…どうしてもモヤモヤが残ってしまうので、そんな時は1作目のトイ・ストーリーを見て童心に帰ろうかな。

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