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「ある女流作家の罪と罰」
ふんわり情報
2018年、マリエル・ヘラー監督、主演メリッサ・マッカーシー
本作はリー・イスラエルが2008年に発表した自伝『Can You Ever Forgive Me?』を原作としている。
感想
実話ベースか、うーむ…。
人間、プライドばかり高くて素直さに欠けるとこうなってしまうのだろうか。誰しも加齢とともにそうなりがちなので、腰は低く、素直でありたいものだと反面教師にするしかない。そんな女性が主人公。だって実在なんでしょこの人…
生活に困窮していたため犯罪に手を染めてしまったのはまぁ理解できるけど(私はやりませんが)友達?詐欺仲間?のジャックに対しても尊大だし…いや待てよ、素直にキャピキャピできないからあんな態度を取ってしまうひねくれ者もといツンデレか?
いや結局ここに戻る。素直最強と。
結果的にこうして映画化までされているのだからリーのやり口は成功だったと言えるのだろうな。
手段はかなりおかしかったけれども目的は達成しているもの。
「目的のためには手段を選ばない」で思い起こされたのはキング・オブ・コメディ。
ちなみに当初は主人公のリー役をジュリアン・ムーアが演じるはずだったけどその後降板し、コメディ女優のメリッサが演じてアカデミー主演女優賞にノミネートされたと。
この役はどう考えてもジュリアン・ムーアよりもメリッサ・マッカーシーの方が適任だったな。初めて見た女優さんだったけど。
まとめ
理解はできるけど共感はできない、これに尽きる映画だった。
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