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悪い夢の中にいるような気分になれる養老天命反転地

熱にうなされてる時や悩んでる時、どんな夢を見ますか??

目を覚ますとうまく言葉にできないけど、とにかく奇妙な世界の中に迷い込んで右往左往するような夢を私は見ます。


そんな、悪い夢のような世界が実際に味わえる場所があります。

岐阜県の養老天命反転地です。

(名前からして、もうやばいでしょ?)


場所は名古屋駅から車で約1時間。
田んぼが広がるのどかな町に、この奇妙の公園があります。

養老天命反転地とは…
養老天命反転地は、世界的に活躍したアーティスト荒川修作氏とそのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の30数年以上に及ぶ構想を実現したテーマパークです。
約18,000㎡に及ぶ広大な敷地には、水平、垂直な線は極力排除され、人工的な地平線が数多く配置されるなど、至る所に人間の平衡感覚や遠近感を混乱させる仕掛けが施されています。
ここでは、皆様が身体を使い、バランスをとりながら、私たちの身体の持つさまざまな可能性を見つけることができます。
1995年に開園以来、25年以上経つ現在も国内外から年間約10万人が訪れています。予想もつかない”不思議”と出会える空間をぜひお楽しみください。

公式HPより

公式HPも謳っているように、養老天命反転地はアーティストによって作られた少し不思議な感覚を味わえるアート系の公園です。

実際は、少し不思議どころか、気がおかしくなるような気分になるくらいでした。

それくらい、私たちが持っている固定観念や普段感じている平衡感覚が揺さぶられるような公園でした。

ずっと、変なのーって言ってました。

床と天井で同じ壁が取り付く建物。変。
斜めに建物が突き刺さる広大な芝生。なんか、変。

原色の建物や傾いた構造物、壁に突き刺さった家具など、とにかく変な気分になるようなアートが公園の中に散らばっています。

どこを歩くかも自由で、わかりやすい道が設定されていない場所も多いです。足元の素材や傾斜を考えながら自分で行く先を決めなければならないので、半分山登りみたいな感覚でした。

公園の中には5つの日本列島が隠れていたり、対になる建物群で構成されていたりと、謎解きみたいな気分で歩くことができるような仕掛けも多くあります。

アーティストの仕掛けたちょっとしたイタズラに引っ掛かるようなこともあって、とても楽しいです。(イタズラの内容は、ぜひ現地で体験してみてください。絶対に、引っ掛かります笑)


「公園内のアートはこのようにお楽しみください」みたいな説明が気は一切ありません。


その分、面白い写真を撮ったり、山登り的に散策してみたり、ここは行けるのかな?と探検してみたり、自由に楽しむことができました。

ぜひぜひ、不思議な気分を味わいたい方、少し体を動かしたい方には行ってみてもらいたい公園です。

かなり歩くと思うので、行く時は必ず滑りにくいスニーカーで!!!



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