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自分を愛すること

最近、映画やドラマで描かれる物語のメッセージや、アーティストが生み出す楽曲の歌詞に「自分を愛すること」の大切さを表現していることがとても多くなった気がする。

この傾向は本当にいいことで、みんなの意識が時代が進むに連れていい方向に向かってるなーって思う。

それと同時に、この時代にはこの時代の生きにくさ・難しさがあって、昔はよかった・悪かったと単純に比べることはできないし、人それぞれその人自身が抱える苦しさ・辛さの尺度は本人以外が決められるものではない。

だからこそ、大事なのは自分で自分を愛すること。

基本的に、何か大きな事を成し遂げたり達成できたことがあれば、自分を褒めるって気持ちは自然と生まれたりする。

でもそれは本当の意味で自己肯定につながるとは言えなくて、大事なのは何も成し遂げなくても、いつもの私が素晴らしいと思えることが、真の意味で自分を認めてあげることなんだと思う。


けどそれがすっっっごく難しい!


誰とでも”繋がってしまう”この時代、否が応でも誰かと比べ比べられ、無意識に劣等感を抱いてしまうのは必然。

ふと横を見て、「それに比べて自分は…」と思ってしまう。

難しい。
こうやって書いてる私自身だって、それを分かっていながらもやっぱり心のどこかで周りを気にしてる。

だけど、自分を愛することって、そういった混じり合う感情すべてをひっくるめて、それが自分なんだといい意味で諦めることだとも思った。

「いつもの私、いつも通りだけどちゃんと生きててすごいね」
と、良い悪い合わせてその気持ちを肯定してあげる。


そんなフワッとした感じでいいんじゃないかと、
少しずつ、そう思えるようになってきた気がする。



















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