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カナダワーホリその1 / ワーホリでカナダに来た理由と目的

どうも、まめです。
カナダ編初回は、タイトル通りカナダに来た理由と目的について書いていこうと思います。


結論から入ると、80%くらいもうどうにでもなれという勢い、20%くらい個人的に合理的と思う理由でワーホリすることに決めました。
(英語で生活するようになってから、日本語は結構な数の名詞に「する」をつけるだけで動詞にできるのが超便利だと感じてます)

決断した当時は、私がこれまでに投稿してきたブログに書いてある通りで、精神的に相当病んでいました。
モラトリアムと何回も書いているものの、正直鬱に近い状態だったと思います。

病んだ原因は明白で、コロナ流行から約2年半、孤独なテレワーク生活を送っていたからです。
私は2019年度に某IT会社へ入社したコロナ前最後の新卒社員で、入社からちょうど1年後にほぼフルリモートになりました。それ以降は出社が年20回未満だったと思います。
テレワーク中は、仕事外でもオンラインで同期、友人、家族とちょくちょく通話していましたが、リアルでは週1でスーパーの人、時々友人と会うくらいで、人との交流が滅多にありませんでした。

最初の1年間は特に大きな問題もなく過ごしていましたが、その後少しずつ原因のわからない違和感、何をやってもスッキリしないしネガティブになる、に襲われるようになり、最終的に鬱のようになりました。

ちょっと道草を食ってしまいましたが、そんな状態をどうにかしようと自分なりに色々取り組んでみました。
本を読んでみたり、転職活動をしてみたり、頼れそうな人に相談してみたりと1年くらい過ごしたものの、大きな変化は生まれませんでした。
ちなみに転職は失敗に終わりましたが、直後に異動が決まったのでひとまずはそれでいいか、という気分でした。

そんな中、2022年8月初旬にたまたまワーホリの存在を知りました。
日本においてワーホリの知名度がどのくらいあるのか分かりませんが、自分は20歳前半になって初めて目にしました。
1~2週間くらい色々と調べてみると、学校にも行けて、仕事もできて、1年間好き放題できるビザということが判明し、8月中旬に渡航を決めました。

実を言うと、私は子供の頃から海外への興味がほとんどありませんでした。
というのも、日本はとても快適で不自由が少なく、娯楽も豊富にあり、わざわざ海外に出る必要を感じていなかったからです。
行くとしても、自然目当てのオーストラリア、景観と食事目当てのイタリア、幸福度が高い国であるデンマークやフィンランドくらいだと思っていました。

ただ、当時はとにかく負の精神状態を解消するために仕事や生活環境を変えたくて、自分が納得できるきっかけを欲していました。
ワーホリなら、海外で働くことができて、英語も勉強できるので、決めるまでにあまり時間はかかりませんでした。
幸い、渡航するのに必要な貯金も十分にありました。

ちなみに行き先をカナダにしたのは、ワーホリについて調べている最中、せっかく履歴書に穴を開けて海外に行くなら2カ国くらい回ったほうがいいというブログを見かけたからです。
これをきっかけに、元々自分が行きたい国は英語をそれなりに話せるようになってから行ったほうが得だと思ったので、まずは移民に寛大で英語のクセも少ないと評判のカナダを選びました。
私にとって今回が初めての渡航になるので、移民に寛大=人当たりが良いというのも重要なポイントです。


ここからはワーホリにおける目的を書いていこうと思いますが、最大の目的は、自分の活力を取り戻すことです。
鬱の特徴としてやる気が出ない、今まで楽しめていたことが楽しめなくなるというものがありますが、去年の自分もまさにその状況にありました。
仕事だけでなく、ありとあらゆることに対して取り組むための気力が湧きませんでした。
厳密には、新しいことに対して興味は湧くし、挑戦はしてみるものの、最初の数回で興味がなくなり、続けることが難しいという状況でした。
ただ、海外に出れば日本とは全く違う文化、生活習慣、人に囲まれて生活して、たくさん観光することになるので、それらが良い刺激にならないかと考えました。
とても曖昧ではありますが、とにかく活力がないと健全な精神状態で仕事や趣味を続けられないので、ワーホリで何か得るものがないかと願っています。

もちろん、英語を話せるようになるのも目的の1つです。
英語が話せたら仕事の幅が広がるのと、もしも日本に何か起こった時、海外に避難するという選択肢が取れるのがアドバンテージになると思っています。

とはいえ、全てがうまくいくという希望的観測だけを持っているわけではありません。
ワーホリのデメリットで調べると、英語が上達せず、特に成果も得られないまま帰国する人が少なくないという記事を見かけます。
私も、自分の目的を達成しないまま1年過ごす可能性があることを重々承知しています。
もし自分がそうなった場合ですが、特に第2のプランがあるわけではなく、帰国後は最悪バイトで生きていくくらいの勢いでいます(笑)。

冒頭でワーホリを決めた理由の80%は勢いと書きましたが、曖昧な目的と上手くいかなかった時の保険なしで、今までの仕事を辞めてカナダに来たのがそれに当たります。


久しぶりに長文を書いたので読みやすい文章になっているか少し不安ですが、
・精神的に病んでいて仕事や生活環境を変えたかった
・ワーホリの存在を知る
・ワーホリが環境を変えて自分の精神状態と英語を向上させるのにちょうど良いことがわかる
・ほぼ勢いでまずはカナダに渡航した
というのが今回のまとめです。

お付き合いいただきありがとうございました。
次回は今住んでいるビクトリアについて投稿しようと思います。

P.S. 今回のカバー画像?トップ画像?はビクトリアで有名なParliament Buildingsです。

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