発達障害と診断されて丁度3か月が経った
こんにちは。豆です。私は現在大学4年で、卒業論文の執筆を終え、春休み期間に入っています。最近は週に2から3度程度バイトして本を読むなどして過ごしています。
今日は発達障害と診断されてから3か月が経過したので、自分の気づきについてダラダラと書きます。前提として私はADHDとASDの両方を診断されました。ワーキングメモリと処理速度が低く、言語理解と知覚推理を得意としています。IQは100です。また、診断後、特別な困り事が少ないことから、手帳の取得はしていなくて、薬も飲んでいません。
① 不注意と同じくらい多動・衝動の傾向がある
私が受診したきっかけはモノを失くしやすい・車の運転を一人で出来ない等の不注意の問題を抱えていたことが一番の原因でした。そのため、多動や衝動性の症状はあまり考えていませんでした。
ですが、発達障害と診断されてADHD の症状を理解していくうちに色々なことが分かりました。その中で、不注意は脳の多動によって引き起こされるものだと、衝動性は抑止機能の弱さから一つの方向に注意を向けることが原因であるということ、等です。つまり不注意は多動や衝動性の症状として引き起こされるということに気づきました。
② アドレナリンが不足している代わりにノルアドレナリンは分泌されやすい
発達障害の症状の一つが遅刻です。これは脳を興奮させ、交感神経を活発にするアドレナリンという神経伝達物質が足りないことが要因となっています。自分は遅刻等の症状はありませんでしたが、焦らないと行動に移せないことが悩みでした。例えば、人に見られていないとできない・締め切りがギリギリにならないとやる気が起きない等の不安を抱えていました。この焦りはノルアドレナリンという不安を原動力とする神経伝達物質から生まれるもので、焦りが原動力の自分はノルアドレナリンが多く作られやすい体質であると考えています。
そして、自分の推察ですが、ノルアドレナリンは自分の症状である衝動性や多動性の要因となっていると考えています。アルバイトでミスをしたときに普通の人ならば、冷静に対処することができると思いますが、自分はその焦りから不必要な行動に出てしまったり、間違った行動をとってしまうことが悩みでした。
これから何とかして冷静に行動できる術を残りの大学生活で本等でインプットしたいと思います。
③自分は比較的感情的な性格であるという事に気づいた
発達障害の症状として情緒の不安定さが挙げられます。
自分は友人からも見て、あまり物怖じしない性格だと言われました。人から言われたことはそのまま鵜呑みにしてしまうので、ずっと自分は「感情的にならない」ことが強みであると思っていました。
ただ、それは半分間違いでした。自分は感情的になって行動として表れないから物怖じしない性格だと言われているだけで、実際は脳内で強く傷ついています。ただ、他人に感情的になっていると思われたくないから、行動として表れないだけでした。(自分は強いから感情的な性格ではないという思い込みもあった)
原因は脳の多動から発生する反芻思考です。反芻とは実体のない出来事をあたかも今感じているかのように何度も何度も記憶を想起させる脳の働きであり、これが気にしすぎる性格になったりします。
反芻思考は結局、考える暇があるから起こるので、今は暇を作らないよう努力をしています。
最後に発達障害を疑っている、あるいは現在発達障害と診断された方にお勧めの著書を紹介します。
著者は吉濱ツトムさんという方で、Youtubeで発達障害の特性や対処法について解説されている方です。
この本では前頭前野の働きや前頭前野を活性化させるための食事方法や習慣術が詳しく解説されてあります。
実は発達障害は前頭前野の働きの弱さや不安定さが原因とされています。
自分はこの著書から前頭前野の働きを学び、発達障害の特性である不注意や多動性・衝動性の解決策を学びました。
発達障害の困り事がある人には大変おすすめの著書なので是非読んでみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?