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読書「世界一効率がいい最高の運動②」~筋力と好奇心が衰えると老化する~

私は入社以来、これといった運動をしておりません。体重も大きな変化が無く、どうせやっても疲れるだけ、食事を減らせばいいんでしょ?と思っていました。最近、少しずつ体力や筋肉の衰えを感じ始めるようになり、「これはヤバい」と思うようになりました。そうはいっても、何をしたらいいかわからないときに見つけたのが本書です。短い時間で効率的に自宅でおこなえるのであれば、やってみる価値あり!と一念発起し買いました。

第3章ではHIITをおこなうことによる体への影響が詳しく書かれています。

・老化とともに衰える筋肉とは?

年とともに落ちてきやすい筋肉は速筋とよばれる筋肉で大腿四頭筋やハムストリング、腹筋が該当するそうです。速筋の衰えでわかりやすいのが歩く速度。ゆっくり歩く人ほど廊下が進んでおり、死亡リスクが高いと言えるそうです。この速筋の衰えを抑止するためにもHIITは効果的といえます。

・座っている時間が長いと死亡リスクが高くなる?

座っている時間と死亡リスクに相関がみられることがオーストラリアの研究で分かりました。これは運動習慣のある人でも同様に死亡リスクは高くなるそうです。座っている時間が長くなると細胞分裂がしにくくなり、死亡リスクが高くなるといわれています。たった少しの時間でもおこなえるHIITを本書では推奨しております。

・認知症リスクを抑える好奇心の力

脳細胞を増やすために効果的なのは何か新しいことに好奇心をもって取り組むことだと著者は述べています。新しいことを学んでいくと脳内に新しい細胞が生まれ、認知機能や記憶力の向上に重要なBDNFと呼ばれるたんぱく質が増えると書かれています。また、著者は運動不足で新しいことに対する好奇心も無い生活を長年送ると脳細胞は減少する一方となり、認知症リスクも高まると注意しております。

~終わりに~

「若さを左右するのは年齢ではなく、好奇心の強さである」とどこかで読んだことがあります。好奇心が強く、新しいことに挑戦していくと脳細胞が活発になり、若さを保てることができるということですね。近年、かなり年配の人でも若々しい人が増えたといわれているのは、医療や美容の発達だけでなく、テレビやインターネットなど情報を得る手段が増えたことによって好奇心を保てているからなのかな?とも思いました。HIITからは少し脱線しましたが、積極的に情報を取りに行くことで若々しさを保ちたいと思います。

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