スコセッシ監督最新作『アイリッシュマン』に使われたペレス・プラード作曲のケ・リコ・エル・マンボ
この映画の中でペレス・プラード作曲の『ケ・リコ・エル・マンボ Que Rico El Mambo』が使われております。
この曲は、マンボの王様と言われた『ペレス・プラード』が作曲しました。
『マンボNo.5』とともに世界にマンボブームを引き起こしたペレス・プラードの代表曲です。
ペレス・プラードは1949年に初レコーディング。
アメリカでは400万枚という超ベストセラーを記録。
アメリカではなぜか『マンボ・ジャンボ』というタイトルで知られています。
曲のタイトルは「マンボはなんて素晴らしい」という意味で、曲中にもバンドメンバーがこの言葉をコーラスしています。
ペレス・プラードのマンボは、サクソフォンの歯切れの良いスタッカートに、今までメロディーを担当する楽器であったトランペットにブライトなリズムを刻まる。
そこに複雑な打楽器がミックスし、ペレス・プラードのトレードマークである「アァ〜うっ!」の掛け声が響き渡るサウンド。
そして、この曲のようにコーラスが入っているのも特徴です。
『ケ・リコ・エル・マンボ』は現在のペレス・プラード楽団のオープニングテーマ曲。
リーダーのカウントが始まりこの曲がスタートすると、私はとてもウキウキな気分になります!
たくさんのお客様と一緒にペレス・プラードのマンボを楽しめるのですから!!
映像は、私が『ペレス・プラード楽団』のメンバーとしてジャパンツアーに参加した時の『ケ・リコ・エル・マンボ』です。(2016年)
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