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西新商店街 リヤカー部隊の復活に向けて〜たなまち農園日誌 20190503〜

この日はなんとなんと言っても、西新商店街のご縁だ。

僕がやりたいと思っていることのひとつ、地元西新商店街 リヤカー部隊の復活がある。

福岡市西新の商店街にはリヤカー部隊という、リヤカー側の八百屋が出店する文化がある。
そりゃ当時は盛り上がっていて、100台ほどのリヤカーが並んでいたというが、今は1日に1、2台。

地元の人に野菜を食べてもらいたいという思いはじめてから、このリヤカー部隊の復活も、成し遂げたいことのひとつになっていた。

しかし、以前西新商店街リヤカー部隊の会長に、リヤカー部隊のメンバーになりたいと相談したところ、リヤカー部隊は世襲制だということで、門前払いをくらっていた。

リヤカー部隊再建のためには、制度を変えるところからかと、長い道のりにどうしたもんかと考えていたところだった。

この日実家に帰省して、西新商店街を歩いていると、普段みたことのない八百屋の出店がでていた。やっているのはお兄さん。売っているのは熊本産のトマト。

そのまま通りすぎようとしたが、どうしても後ろ髪を引かれる思いだった。

このまま家に帰ったら絶対に後悔すると思い、声をかけようと決心。

お兄さんと話してみると、出店し始めてから1ヶ月というのだ。
そして、正直に、僕は西新育ちで、西新商店街で野菜を売りたいんです。と伝えた。

結論から言うと、出店できる可能性がでてきた。

そもそも、西新商店街のリヤカー部隊が世襲制になったのは、リヤカー部隊は商店街の利益を食う可能性がある存在だからだ。
商店街側と健全な関係を保てるように、信頼のおける人だけで運営しようというのが当初の目的だった。(リヤカー部隊を調べていた時の資料で見た)

裏を返せば、商店街側がオッケーと言えば、そのルールは関係ないのだ。(話を聴いて、まとめた僕の見解)

この方を通して、商店街の会長さんと繋がるチャンスを得ることができた。

地元西新商店街 リヤカー部隊の復活に希望の光が見えた。

地元の商店街が、そして西新の町が活気づくようなことができれば必ず道は開ける。
まだ話がまとまったわけではないが、そう思えた1日だった。





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