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ありえないなんて、ありえる?〜たなまち農園日誌 20190917〜

この時期、田んぼの畦に生えるヒガンバナ。

このヒガンバナは種子を作らず、球根で増えると言われている。


というのは、ヒガンバナの染色体は3倍体なのだ。

一般的に、偶数体では受精能力があり、奇数体では受精能力がない。
生殖に重要な過程、減数分裂のときに、2で割り切れるかが重要。

なんかむずかしくなってきちゃった。
とりあえず、3倍体は種子を作れないが定説。

八尋さん「ここの畦とか、今まで植えた覚えがないのに、きれいに1列に割いてね。ある学者に、『株以外に増えることはないんですか?』
と質問したら、その学者に『ありえない。』と言われてね。でも不思議だ。」

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たしかに、現在知られていることだけでは、ありえないのだけれど、
ありえないと決めつけてしまっては、新しい発見は生まれない気がする。

矛盾の中に、新しいものがあるような気がするんだけどなあ。

地球が回っていることだって、重力だって、そうやって発見されてきた。

どんなことでも、自分の知っていることだけで決めつけるようは人にはなりたくないと思った。

(決して、3倍体でも種子ができる!という主張ではないです。)

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