【Muslim in Japan】チュニジア人同士の助け合い
ラマダン月にはかかせない甘いもの。
ムスリムの各家庭で最も消費量が多いのが
デーツ(ナツメヤシ)でしょう。
いつでも近所の成城石井で買えるから
って買うのを後回しにしてたら…
買おうと思った時にないじゃないかー!!
成城石井でジーベーガーのデーツ
見かけたんだけどなぁ…
店員さんに聞いたら、
デーツは入れ替りが激しいそうです。
我が家でよく買うのがこちらのふたつ。
◆Seeberger
ジーベーガーはドイツのメーカーですが、
肝心のデーツの実はチュニジア産🇹🇳
チュニジアのデーツがこんな洒落た
パッケージに入ってて、それだけで
現地産より安心感がある。←
そして種無しなのが有難い。
◆Lyna
さらに美味しいデーツがこちらのリーナ。
ジーベーガーのデーツはたまにちょっと
食感が固いことがあるんですが、
リーナはいっつも濃厚なハチミツみたいに
柔らかいデーツばかり。
結婚当初からとんでもなく
お世話になってるM&Pさんで買えます。
他にもデーツは山ほどありますが、
やっぱり北アフリカのが一番美味しい。
アルジェリアも◎
今回、ラマダン初日にどうしても
デーツが食べたかったので
成城石井にあった他のデーツを買いました。
しかもこれ最後のひとつでした。
うちの近所のアラブ率w
なんだか実が大きくてアメリカって感じ。
味も美味しかったです!
干し柿によく似てます。
そしてこんなのも見つけたので、
買ってみた。
サクサク食感が新しい❗
こんなデーツ初めて。
って思ったら、これデーツ(なつめやし)
じゃなくてただの「なつめ」だった😂
紛らわしいなぁ。
だからちょっ苦味を感じたのか。
◇ ◇ ◇
チュニジアのデーツを食べれずで
断食初日を迎えたわけですが、
東京に住むチュニジア人の友人から
ラマダンの挨拶と共に
「デーツ買えた?」と聞かれました。
ラド:「チュニジアの買えなかった~」
チュニ友:「そう思ったよ、そっちハラールショップないもんね」
ラド: 「アメリカのなら買えたけどね~」
チュニ友:「じゃあ、家にまだ結構あるから届けてあげるよ」
このやり取り、ちょっと違うけど
少し前のトイレットペーパー
思い出すわ(笑)
こんなオファー自体びっくりなんですが、
彼はそれほど宗教熱心な人ではないので、
さらにびっくり。
(ラマダンは信仰度合いに関係なく
盛り上がる一大イベントですけどね)
こんなコロナな状況で、わざわざ
車を走らせ30分、届けに来てくれました。
彼がUber Eatsだったら
もちろん評価マックスだよ。
そして受け取った袋の中には、
デーツ以外にホールチキンと
シャメイア(甘い白ゴマペーストのお菓子)
まで😳
マスクもしてるし、ビズ(ほっぺチュー)
の挨拶はできないので、
お互いの肘同士をタッチし合うという
コロナバージョンの挨拶でお別れしました💪
チュニジア人同士の助け合いって
日本で暮らしていく上でとても大切。
早速昨日のイフタールはもらったデーツと
シャメイアで始めました。
デーツにシャメイアを挟んで食べると美味しい
もらったシャメイアはトルコのです。
こっちは去年のラマダンで別の友人
にもらったチュニジアのシャメイア。
毎年ラマダン中はチュニジア人の友人
みんなで毎週末料理を持ち寄って
集まってたのに…
と去年の写真を見返しながら
悲しくなります。
来年は楽しいイフタールをみんなで
過ごせますように✨
外出自粛中の東京からお送りしました。
Ako
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