見出し画像

子育ては楽しい方がいい、という思い込みを捨ててみた

子育ては楽しいですか?
子育ては好きですか?


私は...

楽しい時もあれば、楽しくない時もある。
けど、子育ては好き。
というか、子育てに一生懸命な自分が好き。




「子育てが楽しめない...」

そう感じるたびに、「何で私はこんなことになっちゃんたんだ」って、自分を責めるように悩んだ時期があった。


というのも、私は保育士を辞める時「自分の子どもを産んだら、自分の信念で、誰からも文句言われることなく、子どもを育てられる!」と思って辞めた(笑)

だから、早く子育てしたくてたまらなかった。

長男を産んですぐ、想像以上の育児の大変さに、理想と現実のギャップは感じたものの、「私はいい母親になるんだーーーー!」って、ものすごいやる気で頑張ってた。

大学で学んだことを活かして、子ども目線で、子どもに寄り添って、子育てをするんだ!いいママになるんだ!って(笑)


とにかく子育てできることが嬉しくて、自分の中の「こうするべき」を、行動に移せることが、気持ちよかった。
(働いてた時は、もっとこうした方がいいんじゃない?って思いながらも出来ないもどかしさがあった。)



でも、2人目が生まれてから、その余裕がなくなって、どんどん、どんどん、育児が苦しくなった。

本当はこうした方がいいって分かってるのに出来ない。

子どもにとっていい関わりが全然出来てない。

可愛いと思う余裕すらない。だめだ。何でこんなんなんだ私...

って、自分のこと責めまくり。



子育てしかしてない自分に、苦しくなってきた。

子育て以外のやりがいがほしい。ママとしてじゃなくて、私自身がやりがいを感じられることをやりたい、っていう欲が出てきた。



それで料理教室始めてみたり、いろんなママと繋がる機会があれば積極的に参加してみたり。

おかげで、子育て暗黒期は無事脱出出来たんだけど、

でもやっぱり長男1人を育てていた時の頑張れていた私が、短い子育て人生の中でもベストな状態だった、という気持ちが消えなくて...




そんなどこかモヤモヤが残った状態から、少しずつ抜け出すきっかけになっているのが、3人目の妊娠。

自分の心にも体にも、ひたすら向き合う機会を、与え続けてもらっている気がしてる。



最近ふと、
「子育て=楽しい、楽しむべき」
みたいな思い込み捨ててみようと思った。

ずーーーっと、子育ては楽しんだ方がいいと思ってた。

けど、楽しくないこともある。
それは私のやり方がよくないとか、私の性格の問題とかじゃない。
しょうがないことなんだ。
子育てってそういうもんだ。


...そう思ったら、なんかちょっと肩の荷が降りた気がする。




出来ればいつだって、余裕のあるママでいたい。
笑顔で子どもや夫に接することができれば素敵。

だけど、そんなの無理!
その日の気分ややる気にも波があるし、ラクしたり休んだりしたい時もあるし、子育てのこと一旦忘れて、自分の好きなことに没頭したいときもある。

いつだって上手に自分をコントロール出来たらいいな、と思うけど、今の私にそんな力はない!
今後できるようになるかもわからんけど、

いいじゃんそれで!頑張ってるもん!




子育てのことで悩んでる時って、子どもたちと向き合っているようで、実は自分と向き合ってるんだな、って気づいた。

その繰り返しで、自分自身のことをもっと知って、理解してきた。

自分のことも大切にしようって思えるようになって、

もっと私のいいとこや好きなことを活かして、私の人生をもっと輝かせたいと思うようになった。




今、「子育てに一生懸命な自分が好き」って思えるのは、子育てしてる時が1番、自分の成長を感じられるからかも?



子どもじゃなくて、私に目を向けてみたら...


人生でこんなに一生懸命になったこと、子育てが初めて。

やるしかないし、我が子たちのママの代わりはどこにもいない。私だけ。

おかげで、嫌なことにもいっぱい向き合わなきゃいけない。

すんごい苦しい時も、どんだけ悩んでもどうしたらいいか分かんない時もある。

今まで人生でこんなに悩むことなかった。

悩んだおかげで、今まで知らなかったこと、たくさん勉強する機会もできた。

いろんなママ、いろんな人に出会えた。

自分の嫌だったところも、少しずつ受け入れられてる。
私はこれでいいんだ、って少しずつ認められるようになってきた。



愛おしい我が子たち、ありがとう。

ママこんなやつやけど、これからもよろしく👍

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?