キャリアアップできる?時短勤務はハンデか武器か言い訳か

私の所属してる会社では18:00までが勤務時間です。
保育園にお迎えに行けるように
定時より1時間早く帰る、時短勤務をしています。

長女が年長さんになり、時短勤務歴5年になりました。

時短勤務の難しさは感じるのですが
決してキャリアにとってマイナスになっているとは思えず。
職場では働き方が変わる中で工夫したことを認めていただけて昇格することが出来ました。

時短勤務がキャリアの不安に思っている方がいたら
そんなことないよと伝えたいです。
時短になって変わったことをまとめます。

諦めてばかり

17時に仕事のキリが悪いからあともう少しだけ、なんてことは無理で
キリが悪くても諦めて帰るしかありません。

子育て社員としては
子供の体調不良で保育園から電話があれば
残りの仕事は引き継いで速やかに帰らなければなりません。

最初は辛かったです。
今日はここまでやろう、ってチームや自分との約束が守れないで帰るなんて。

子供のお迎えは家族に頼んで、
自分は早退せず仕事することも出来るのですが
しかし、そうして最後まで仕事をしたとしても
子供が気になって手に付かないのです。


どうせ時短なら、時間あたりの生産性を重視しようという考えになり
子供のことに限らず自分の体調面や精神面においても
少しでも業務の生産性に支障が出そうな時は
諦めて帰ろうと考えるようになりました。

決断力

諦め慣れたことで
突発的に問題が起きたり、想定外のことが起きても
何を諦めて、何を後回しにして、今何をやるか?
すぐ判断が出来る様になりました。
諦めるということは、他の大切な何かを優先すること。
全然悪いことでも悲観することでもないと
だんだん前向きになりました。

仕事を分担する力

立場上、若手社員に業務を教えながら一緒にやっていくことが多かったので
私が早めに帰った後や、急遽休んでしまった時でも
後輩が困らないようにしておく必要がありました。


仕事は自分不在のときでもスムーズに回るようにと
資料化・文書化・こまめな情報共有やタスクの細分化を心がけています。

子育て社員の日々のリスク管理は
けっこう管理業務と親和性があるなと思います。

逆に、管理業務をしているからこそ
「今日は後輩に任せて大丈夫そうだから午前休して子供の通院に行こう」
とかプライベート時間のやりくりがし易かった面もあり〼

内省する時間

とはいえ責任持って仕事しているとやはり時間が足りないと感じます。
ほぼ毎日仕事への未練タラタラで退勤します。
帰宅してからは、お風呂やお布団で、ふとした時に仕事の事考えたりします。

冷静に振り返ってると「あーあの時こう言ったのマズかったかな」とか「あれ試してみようかな」とか
1人で反省したりアイデアが浮かんで来ることが
割とあります。
これが結構翌日の仕事に活きることがあって。

家事・子育てのスキマ時間が
自然と内省の時間になっています。

これは時短勤務とか関係なく
リフレッシュが大事だなと思うところです。

がむしゃらに残業していたときにはきっとできなかったと思う。

変化の経験は強みだ

「時短だから」と引け目を感じたり言い訳するのではなく
働き方が変わったからこそ見える景色から学び
内省し自分の仕事のやり方を変えていったことで
仕事がうまくいったり、周りに認めてもらえることも増えました。

時短勤務に変わり、それ以外にももちろん家族や社会も変化しています。
コロナ禍にてリモートワークが普及したことも大きいです。

それらの変化に順応するには最初は確かに大変ですが
変化に対処し、新しいやり方に変えることができるというのは
その分、知見や視野や経験は広がります。
仕事においても、常に移り変わっていく状況に
柔軟に対応できるようにもなります。

変化することを成長につなげられたという面では
時短勤務は私にとっての「武器」だったと気づきました。


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