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私のペットロスについて

まだ書くのかと思われるけれど・・・・・

これはあくまでも自分への印なのかもしれない。

もし、同じく「ペットロス」で苦しんでいる人達がいたら・・・・参考にはならないとは思いますが。。

2023年1月13日にうちの娘の柴犬百々は13歳で亡くなりました。

その前、2022年11月の中旬に「乳び胸」と言う胸に「リンパ液」が溜まり、注射で「リンパ液」を抜くと言う病気が始まりだった。。そして、その数日後、脳梗塞のような、てんかんのような症状になり、歩行ができなくなり・・・1週間寝込だ。。。

自分はもう絶対助からないと思ってしまい・・・毎日泣いていた。。でも、死んだわけじゃなかった。でも、それまで全く病気らしい病気をせずに元気だった百々だったので信じられなかった。

ただ、牛肉の缶詰介護食はペロリと食べてくれたのが唯一の救いだった。

そして、その翌週から自力で家の中を歩くようになり、2022年12月の上旬は公園の散歩まで行けるようになった。ゆっくりしか歩けなかったけど嬉しかった。

奇跡の回復をしたんだと思っていたら・・・12月20日・・・・今度は「胸におできができています。」と診断された。それはつまりは腫瘍・・・・ガンだった。。

「リンパ液」ではなく溜まるものが「血液」になり・・・時折、苦しそうな顔をしていると病院に連れて注射で血液を抜いてもらうが・・・・その量がだんだんと増えていった。大晦日も病院に行ったが・・・500mlの血液を抜いた。。。

何とか年越し2023年になったものの・・・いつもの元気な「百々」ではなかった。。

そして、1月の3連休が厳しいと思われていたものの・・・・そこも乗り越えてくれたが。。その週の1月13日の23時40分・・・・私の手を握りながら、背中をさすっている最中に呼吸が止まった。

自分は看取る事が出来たものの・・・・自分の手を握りながら旅立ってしまった。。。

金曜の深夜に亡くなり、土曜日に葬儀をして、月曜日から仕事をするも・・・全くやる気が起きなかった。

翌週の月曜日、職場の朝礼で「金曜日の夜にうちのワンコが亡くなり葬儀も終えましたので、今日は仕事にきましたけど、やる気が起きません。」と正直に言った。

ワンコやニャンコと暮らしていない人にはピンと来ないみたいで、何にも言って来なかった。わからない人に理解を求めてはいないから別にいい。。

とにかく自分は家族を失ったのだから、気が滅入っているって事を伝えた。

理解のある人も中にはいるので、「今週は定時で帰ったらどうですか?」と言ってくれたので、月火水と言葉に甘えて定時で帰った。

一人になると無性に涙が止まらなくなる。。聞いている音楽も今までと変わらないのに何だか「百々」の死とダブつかせてしまうのだ。。

そして、家に着くと・・・今度は何にもやりたくなくなる。。
晩飯ができるまで・・・ひたすら「焼酎」を飲んでいた。。
「飲み過ぎじゃないの?」とかみさんに言われるも・・・他の事をやりたいと思わない。。とにかく現実逃避したかった。。

時には自分も死んでも別にいいんじゃないかとさえ口にした事があった。それは自殺とかじゃなくて。。。「やめてよね。。」と言われたけど。。

そして、テレビドラマを見てても全く頭に入らなかったので、未だに見ていない。。2023年の1月から今日まで見ているドラマはない。。

それでも仕事には行かねばならないから、酒を飲んで少しは落ち着いて寝るが・・・突如と目がパッと覚めてしまう・・・だいたい2時半3時・・・

百々が亡くなった、あの瞬間がフラッシュバックするのだ。。そうなると目が冴えてしまう。。

少し経過して、また眠るも目覚ましの時間5時15分よりも前に覚めてしまう。。
それが3月くらいまで続いた。

結局、3月くらいまで家で飲んだくれていた。

さすがに4月は「こりゃ、いかん」と思い、夜ランニングの回数を増やした。
酒を飲む時間を走る時間に当てた。

これまでよりかは飲む日数は減るけれど・・・ふとした事で寂しさが生まれる反面・・・今度はちょっとした事で「怒り」を覚えるようになってしまった。

それは本当に些細な事である。
連絡した返信がなかなか来ないとか・・・ささくれだっているのである。

金がない事に異常なほどにイライラしたり、職場で理不尽な事を言われたりすると怒りが止まらなかった。。

一つのことをきっかけに何か「あれは違うんじゃないか?」と思い始めると病的に思いつめて同じことを思うようになり、異常的な神経質になり尖った気分になった。

そのピークがGWに達した。

珍しく5日も休めるのだから、本来だったら楽しみなはずなのに・・・・自分の心は晴れる事はなかった。。何かモヤモヤした曇りがかった気分がずっと続いていた。。

かみさんがあれこれと提案はしてくれたものの・・・結局は我が家の両家の「墓参り」1日行っただけで後はこれといった事もしなかった。。

それがまた良くなかった。。

隔週で楽しみにしていた「ディアゴスティーニ Gメン’75DVDコレクション」もとうとう買うのをやめてしまった。。

これだけは楽しみにしていたのに・・・それもどうでも良くなってしまったのだ。。

とにかくムカつくしイライラするし、腹が立つ感じが多かった。。
かと思えば、急に悲しくなる。。

だから非常に疲れる。。

とうとうかみさんにも「あんたは百々が死んでから変になった。」と言われてしまったのも最もだ。。自分でもわかっている。。だけど、抑えられないのが本音だ。

こんな精神ではYouTube「ラジオと乾杯!」の放送など無理だと思ったので。今のところ一時、休止してます。

譲渡会などに行ってはいるものの・・・うちのマンションの規約を破ってしまうような大きなワンちゃんだったり・・・諦める結果になると・・・また酒を飲んで現実逃避してしまったり・・・そして、家飲みなのに夜中に吐いてしまったり・・・

相変わらずにまだまだ精神が安定はしていない。

6月になっても、やっぱり以前のような気持ちではないのが本音かもしれない。

そんなに自分にとっての「百々」の存在が大きかった。
2009年7月に我が家にやってきてから、出かける場所も変わった。都内に出かけるのは「山下達郎さん」のライブに行ける日と、整体に行く時だけ。

あとは百々と一緒に行けるような公園やペット可能なショッピンモールや海、ドッグランと完全に生活変化してしまった。

自分が風呂に入っていれば、覗きに来たり、自分が寝るとなれば先回りして、寝床の隣でスタンバッて待っててくれたり、亡くなる最後の週の朝もヨロヨロと壁にドカドカぶつかりながら身を起こして、自分が出かけるまで無理矢理起きて見届けてくれたりと・・・数々の思い出がある。

雨の散歩が大好きで全く帰ろうとしないから、ずぶ濡れになっても一緒に好きなだけ散歩させていたら・・・5kmも歩いていた事があった事も何回もあった。

話せばキリがないくらいの事を話せるし、一晩じゃ全く足りないだろうし、三日話してもまだまだ物足りないくらいである。

それだけ愛していたし、それが急に姿がいなくなるのと、最後の見送りは散々っぱら泣いた。

葬儀の日は夜まで何にも食べたくなかったが、百々を火葬して立派に全ての骨が綺麗に残っていた事にまた涙が止まらなかった。

当初は骨の一部を自分の身につけて持ち歩きたいかと思っていたが、あそこまで全部綺麗に残っていたので、そのまま「骨壷」に入ってます。

今でもふとした事やちょっとした事でも「百々」を思い出してしまう。

百々を通して出会えた「ワン友さん」とも飲み会を自分が企画したり、公園で会えば挨拶したり、繋がりは今でも続いている。

行動的なペットロスではあります。

あわせて2023年10月29日には「水戸黄門漫遊マラソン」にも4年ぶりにフルマラソン出場します。

それに向けての練習、そして、新たに譲渡会にも出向いて、保護ワンちゃんに出会って今度こそ我が家の規約に適した子を迎え入れる準備も動いている。

悲しい事、辛い事、腹立たしい事・・・・数知れず多いけれど・・・・

これも試練なのかもしれん・・・・

落ち込んだり、這い上がったりと忙しい精神って事で今回は締めたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。

ペットロスで苦しんでる方々へ、よかったらコメントください。


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