その仕事楽しい?やりがいは何?デジタル化によって失われたもの
こんにちは!
ママリ編集部Maikoです。
ママリでは、体験談を漫画化する企画を実施中です。
先日も数名の方に取材をさせていただき、記事を作成したのですが、
今回はその中で一つご紹介したいと思います。
幸せは人によってもたらされるもの
この物語は、1歳2か月の子どもを連れて荷物の発送手続きに訪れたみーたさんが実際に経験したものです。
…こういうこと、子育ての経験がある方であれば「わかるわかる」とうなずくシーンなのではないでしょうか。じっとしていられない1歳2か月の子ども。普段なかなか行かないような場所であれば、尚更いろいろなところを見て回りたい時期ですよね。
ここでは、みーたさんの大変さを見かねた店員さんがすてきな機転をきかせてくれたことで忘れられない時間に変わります。
本来であればただただつらい・しんどい時間になるはずだったものが、一人の方のちょっとした心遣いがきっかけで思い出深いものに変わる。これって決して一人では無理なことで、誰かが行動してくれないともたらされない時間なんですよね。
現在であれば、利用するお店によっては伝票もスマホで完結できるところがあります。お店まで行って伝票を書く時間を短縮できれば、そもそもしんどい思いをしなくてもいい。
けれど同時に、今回の物語のような幸せな時間もやってこなくなります。
効率化すべき部分とアナログでも残しておくべき部分
普段の生活の中では、便利になって良かったと思うことがたくさんあります。ネットスーパーやセルフレジ、電子マネーなどは私が感じていたストレスを軽減してくれました。いつも大変お世話になっています。
しかしそれによって、あったはずの会話は完全になくなり、人と接する機会がなくなってしまったことも事実。便利になればなるほど人は人と接しなくなりますが、それがもたらす弊害も必ず出てきます。
例えば新型コロナ感染症による、不要不急の外出がNGになった時期。コロナが明けたばかりの時は、私自身、家族以外の人と会話をすることに少しばかり戸惑いを感じました。
先日はニュースでも、コロナ禍によって5歳児に4か月の発達の遅れが見られたという記事がありましたね。
人の心の成長には、人とのコミュニケーションが必要不可欠なのだと感じました。それは子どもだけに限らず、大人になっても大切で、多くのコミュニケーションの中から思いやりや自己成長が育まれ続けるのだと思います。
デジタルとアナログを選択できる世の中へ
とはいえ、デジタル化は時間や手間という部分において、生活を豊かにしてくれます。
一番いいのは、デジタルとアナログを選択できる余地があることなのだろうと思います。現在は企業によって完全デジタル化されているところもあれば、アナログのままになっているところもあります。
その混在をマイナスととらえるか、プラスととらえるか。
時間がなく少しでも早く終わらせたいという時はデジタルを選択すればいいと思います。それで精神的なストレスも軽減されるでしょう。
しかしたまには、時間にゆとりがあってスピードよりも人とのつながりや体験に価値をおきたい時はアナログを選択してみるのもいいと思います。そこにはアナログでしか得られない経験があると思うのです。
時間と手間がかかる仕事をあえて選択する意味
ママリのエピソード漫画化企画は、制作に手間がかかります。募集をして、投稿いただいたものを全部読んで。取材者には連絡をして取材の日程調整。同時進行で取材内容を漫画に描き起こしてくれる漫画家さんに声をかけてスケジュール調整。ラフの確認に本稿の確認、それから漫画内容に合わせた記事執筆…。
この仕事をする時は、他のルーティンワークよりも倍以上の気合いが必要になります。けれども、これだけ手間をかけただけの価値があると実感しているからこそ、やる。
やっと完成した記事を取材者へ連絡した時、こんな返信が返ってくることがあります。
仕事の醍醐味ややっててよかったという気持ちも、人からもたらされるもの。自分の仕事においても、デジタルとアナログをうまく選択していきたいと思っています。
皆さんは、今の仕事を楽しめていますか?
最近感じた仕事の醍醐味ややっててよかったという気持ちがあればぜひ教えてください^^
漫画化してほしいエピソードを募集中!
ママリでは、皆さんのエピソードを募集中です!
「思ってたんとちがう!」エピソード
もしくは、
親切にしてくれた方へ伝えたい「ありがとう」エピソード
について、「 #あなたのエピソードをママリが漫画化します 」をつけて投稿してください。その他にも「こんな話を漫画化したらおもしろそう!」というものがあればぜひ教えて欲しいです!
皆さんとお話できる機会をとても楽しみにしています^^
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?