野球に興味のない私に、父が毎回応援グッズを買い与えてくれた理由
こんにちは!
ママリ編集部のMaikoです。
夏休みが終わりいよいよ小学校の授業が再開しました。やっと毎日のお弁当作りから解放される喜びに毎日ウキウキしています。
今回は今年の夏休み最後の思い出となった、サッカー観戦についてお話したいと思います。
久しぶりのサッカー観戦
夏休み最後は、義実家へ。
実家があるという縁で、これまで何度か観戦してきた大宮アルディージャ戦。
観戦は毎回3時間ほどにわたり、炎天下にさらされるので子どもが生まれてからはなかなか行くことがありませんでした。
が、今回は義実家と、義妹家族たちと一緒に観戦することにしました。上の子は数年前に一度だけ観戦経験があるのですが、本人は覚えておらず…上の子も下の子もほぼ初めてのサッカー観戦でした。
サッカーには全く興味のない子どもたち
わが子は姉妹ということもあり、サッカーに触れる機会は、公園で少しボールを蹴るくらい。これまでほとんどありませんでした。
そのため、当然ながら子どもたちは全く興味なし。それよりも屋台の焼きそばやジュースばかりに目がいき、「あれ食べたい」「これ飲みたい」さらには、「動画見てもいい?」と言い出す始末でした…。
痛い出費覚悟でグッズを購入
すると、始まる前から暇してた下の子が突然「あれがほしい!!」と言い出したのは、大宮アルディージャのグッズの一つ、ペンライト。子どもが欲しがるアイテムですよね~(笑)
あれはいくらくらいなんだろう…?夫は「1,000円くらいじゃない…?」ということだったので、購入することにしてグッズ売り場へ。
すると実際の価格は…2,200円(税込み)
えっ!!!たかっww
2つ購入すると4,400円!?
1,000円で考えていただけに、余計にこの4,400円が高く感じられてどうしようか…と迷いだす私…。
結局買うことにしたのですが、その決断は、父との思い出がきっかけでした。
父と行った野球観戦
私の父は、大の読売ジャイアンツのファンでした。
野球シーズンになるといつもテレビは野球中継で、子ども心の私としてはつまらなかった。父はなんでこんなにアツくなって見ているのか、全く理解できなかった。
そんな父の希望で、年に1回、東京ドームで行われる阪神VS巨人戦を観戦することが家族イベントになり、父はいつも選手のユニフォームやメガホンなど、読売ジャイアンツのグッズを買い与えてくれました。
普段の父はあまり物を買ってくれることはありませんでしたが、この時だけは私が「ほしい!」と言うと買ってくれました。私は完全ににわかだったのですが、当時注目を集めていた阿部選手のユニフォームは今でも手元にあります。
物を通して蘇る思い出
昔聴いていた音楽を聴くと、当時の記憶が蘇ってくることがありますよね。それと同じように、当時の思い出を蘇らせてくれるグッズ。
読売ジャイアンツのメガホンやユニフォームを見るたびに、当時の試合のことは思い出せないけれど、その時の父の笑顔や、家族で交わした会話が昨日のことのように思い出されます。
不思議なことに、グッズがあるだけで興味がなかった試合に興味が沸き、いつも画面越しで見ていた試合が目の前で行われていることに、この上ない楽しさを感じるようになるのです。
毎年のこのイベントがとても楽しみになっていた私。それまで興味がなかった野球にも興味が沸くと同時に、スポーツ観戦の楽しさも知り、サッカー観戦などにも機会があれば積極的に行くようになりました。
わが子にも、これをきっかけにサッカーをはじめとするスポーツ観戦に興味を持ってもらえたらいいな、そして私の中に父との思い出があるように、わが子にもこの日が家族の大切な思い出の一つになるといいなと思い、グッズの購入を決めました。
「サッカーが好きになった」と言った長女
最初はルールも分からなかった2人でしたが、ペンライトを持つことで「もっと前で応援したい」と言い出し、最前列に行き、「今どっちが点を入れたの?」「あれは何?」「今どうなったの?」と興味津々で私に質問攻めをしてくるように。そして他の声援に混ざって、一生懸命に大宮アルディージャを応援していました。
サッカーの試合は、残念ながら大宮アルディージャは負けてしまったのですが、最後長女は「サッカー好きになった」と言ってくれました。
「楽しかったね」「また行きたいね」結果は後にやってくる
手元には、購入したペンライトが残りました。次にまた大宮アルディージャ戦を見に行く予定は今のところないのですが、このペンライトを見るたびに「楽しかったね」「また行きたい」と言ってくる子どもたち。
実用性でいうとコスパがかなり悪い出費でしたが、この先、子どもたちにとって新しいものへの興味や始めるきっかけになったなら、とてもいい買い物だったなと思えるわけで。その未来に今、わくわくしています。
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