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復職者に対する上司の視点②、復職者は僕の想像の何倍も気を使っている…
ママリ編集部の湯浅です。
今月は復職をテーマにしたnoteを編集部のメンバーとともに色々と書いてくれているのですが、「復職者と向きあった上司としてどう見てたの?」ってメンバーに聞かれたので書いてみました。第2弾です。
第1弾はこちら↓
復職者は僕の想像の何倍も職場で気を使っている…
産育休後の復職時は久しぶりの職場や仕事内容に戸惑いを感じること多いだけでなく、子どもの体調や気分など、復職者本人がコントロールできない部分が増え、どうしても不安や悩みが増加してしまいます。
例としてママリのアプリに投稿された復職者の悩みを抜粋してみました。
育休前に一緒の仕事をしていた人とは、気楽に話せますが、ほとんど新メンバーです。
時短なので、ほとんど話すことなく帰宅、また出社、またほぼ話すことなく帰宅。
仕事をしに職場に行っており、ただでさえ戦力外なのに、話すなんて言語道断!と思って黙々と仕事していましたが、他のメンバーは、残業の時などに談笑したりしているようで、私はかなりアウェイです。
元からいた同僚とは席が隣なので、席でお弁当を食べるときに話はしますが、それ以外、他のメンバーと会話はありません。
…
職場は仕事と割り切り、果たす義務をこなすことが第一で、こんな悩みを抱える方がおかしいのかもしれませんが、1日の大半を仕事場で過ごしているのに、ほぼしゃべらず、黙々と仕事して帰宅、、他のメンバーは和やかなのに、、これで良いのか??といつも子供のお迎えの時に考えてしまいます。
子どもの体調や送り迎えの負担、慣れない仕事に対する不安や時短勤務に対する罪悪感など、子どもがいない僕でもある程度想像できる悩みはあります。でも、少なくとも上記は僕には想像できなかった悩みでした。
復職直後はとにかく会話量を増やしてみた
僕は育休を取得したことがない上に子育て経験もなく…。特にコミュニケーションが得意な人間でもないので、上記のような状況に自分では気づけないかもしれないです。
もしかしたら、復職時に同じようなことを感じた部下がいたかもしれません…。
それでも意識してきたのはコミュニケーションの量と仕組み化。
まずコミュニケーションは質より量だと思い、復職者が話しやすそうなことを喋る機会を作ることを意識しました。子どものこと、保育園のこと、家族のこと…(特に仕事以外の話をすることを意識していました)。
会話量を担保する仕組みをつくってみた
次にそういったコミュニケーション量を担保できる環境作り。復職時にチームのみんなとランチ会をしたり、定期的な1on1の時間を作ったり…。一度仕組み化しちゃえばそれがチームに定着しますよね!
誰かの声がけで会話が始まるのはステキなことですが、組織として実行している仕組みの中でコミュニケーションがあると、それは「ただの雑談」から「業務上のコミュニケーション」に変わる気がするんです。
みんなに「気を使われている」と思わせることを避けたいと思っていたので、組織としての当たり前を作ることが大事でした。
復職者の上司陣はどんなことを考えて日々対応していたんだろうね。ぜひ教えてください!!!
ママリでも復職に関する漫画や記事をたくさん掲載しています。個人的なおすすめは宝あり子(@ariko_hiyokko)さんの「3歳の壁にぶち当たった話」、保育園へお迎えと通勤からフルタイムで仕事ができず、転職まで考えたママの話です。ご興味あればぜひご覧ください!
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