noteの共同マガジンが1,000記事に達した話
この度、「日刊かきあつめ」は1,000記事に達しました!
これまでに読んでくださった皆様、記事を書いてくれるメンバーたち、本当にありがとうございます。
ここまで6年半。長かったような短かったような。6年以上も経っていると結婚したメンバーがいたり、子供が生まれたメンバーがいたり、辞めていくメンバーもいたり。色々あったと感慨深いです。
始めたきっかけは、当時通っていた宣伝会議のライター講座が終了しても文章を書ける場を作りたかったのと、同じ時期にライターを志した人たちとの繋がりがこのまま切れてしまうのは勿体ない、という思いからでした。
当時は毎月きっちり集まっていた定例会も、コロナ禍を経て、今ではZOOMでさくっと集まる程度で(しかも私自身、寝坊することも度々あり)始めた当初の情熱とは明らかに違います。
「何で続けているのか?」
これまで色々な人に聞かれたことがあります。マガジンとして特に目標があるわけでもなく、「それぞれが、それぞれの理由で書いたら良い」という考えだけで、毎回のテーマに合わせて記事を捻りだしていくのは、簡単なことではありません。(本当に書いてくれるメンバーに感謝です)
「書くことは考えること」
宣伝会議に通っていた時に、講師の方に言われたことがあります。考えていないと書くことは出来ないし、書くことが出来ないのは考えていないから、だと。
「考える」とは何でしょうか。Googleで調べてみると「あれやこれやと思いをめぐらす。その事について、心を知的に使って判断する。」だそうです。「心を知的に使って判断する」ことが、いまの世の中、どれだけ出来ているでしょうか。
パソコンとインターネットの登場で、普通の人々が文字を書く機会は増えました。メール、プレゼン資料、ブログ・・・。そしてスマホとSNSの登場で、書く機会は圧倒的に増えました。それで人々は「心を知的に使って判断する」ことが昔より出来るようになっているのか。
noteに向かって、ちゃんと書く。今の気持ちや興味があること、現状などをちゃんと考える。
文字を書くことが簡単になったからこそ、noteに月一回でも向き合うことが、正しく「考える」力を身につける機会になりました。私がnoteを続ける理由のひとつです。
しかしそれなら、日記でも良いでしょう。日刊かきあつめの良いところは、全員が宣伝会議のおかげで「ライター的なマインド」を持っている人たちであること。「ちょっとでも読んだ人の―知識でも感情でも―プラスなるように」と、その想いがある人たちが一緒だから、ここまで続けられたのだと思います。
このマガジンの終着点がどこに行くかは分かりません。分かりませんが、それでも書き続けられる限りは、書き続けていきたいと思います。
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