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「話が通じない!」と思った時に私が考える5つのこと

仕事でもプライベートでも。
「相手に話が通じない!」と憤る場面ってありますよね。
特に直接会って話せる機会が減った今ではさらにコミュニケーションが難しく、そんな憤りを感じている人も多いのではないでしょうか?

私自身も仕事等でたくさんの方とお会いしてお話する中で「ああ、何度言っても通じないなあ・・・」ともどかしくなる場面にたまに出くわします。

ただそんなときに「なんでわかってくれないの!?」と感情的になることは相手にとっても自分にとってもよくないので。
私が頭の中で考える5つのことをご紹介します!

1)通じない原因を探る

通じないのにはおそらく理由があります。

・そもそも興味がないのか?
・話の背景がわからないのか?
・使っている言葉がわからないのか?

まずはここを探ることで相手へのアプローチ方法も変わります。

2)前提を疑う

自分にとっては当たり前だけど、相手にとってはそうでないということもよくある話。
以前にライフオーガーナイザーの方が略称で「LO」と使っていたのですが。
多分一般ではは通じないですよね。飲食業の人なら「ラストオーダー」と思うのでは。

なので自分が当たり前だと思っていることを疑ってみるのも実は大事なことだったりします。

そもそも「相手に理解してもらわなければならないのか」というところも疑ってもいいかもしれません。

3)伝え方を変えてみる

伝わらないのは相手の理解力の問題ではなく、自分の伝え方が悪い場合も。
「知っていて当然」というバイアスを外し、伝わるよう努力をすることも大切かな?と思っています。

・「なぜこれをお願いしているのか?」背景を説明する
・「これは当たり前かも?」と思っていることもあえて伝える
・専門用語をできるだけ避ける
・言葉だけではなく、図やイラスト、画像などを使ってわかりやすく
・身近に感じられる事例を出す

4)「語り手」を変えてみる

同じことを言っても「誰が言うか」で受け取り方が全く違うことがあります。
悲しいかな自分が言っても聞いてもらえないのに他の人が言うとすんなり聞いてもらえる。

良くも悪くも「何をいうか」より「誰がいうか」が優先。

確かに自分が風邪かな?と思ったときに家族や友人から「風邪だと思うよ」って言われるのと、お医者さんに「風邪だと思います」と言われるのでは、全く説得力が違いますよね。
「勉強した方が良い」の一言も、親からだと煩く感じるけれど、尊敬する先輩からだとスッと心に入ったり。

専門分野、影響力、知名度、関係性等いろいろありますが。
「この人のいうことなら聞いてもらえるかも!」と思われる人に代弁してもらうというのも一つの案です。

5)時間を置いてみる

なぜかよく「(須澤さんが)あのとき言っていたのはこういうことだったんだね」と言われることがあります。
その場ではしっくりきていなかった。
でも時が経つと、いろんなことを経験して「ああ、そういうことだったのか」と。

なので「言うのは今のタイミングじゃない」と判断し少し時間をおいてみるのもアリです。
その場でいくら話しても平行線でお互い疲弊してしまうだけなので。

確かに学生時代に「勉強しなさい!」と言われても何故そんなにやらなくてはならないのかわからなかったけれど。
今となってはすごくわかる。
大学時代にタイムスリップして、サボってる自分に「なんてもったいないことをしているの!」と喝を入れてやりたいですもん。

あと少し時間をおくと自分自身も冷静になれるという利点が。

とはいえ通じずもどかしくなる場面はいまだによくあり、私もまだまだ修行中の身ですが。
伝わらないことを人のせいにしない、ことがまずは大事なのかな?と。
そして伝わるように努力することがコミュニケーションスキルや伝える力を磨くことにもつながる、と思い日々励んでいます!

<余談>

オプションとして「6)そもそも伝えるのをやめる」もあるんですけどねー。とFacebookでシェアしたところ、主に経営者の方から「私6)を選択するわ」という声が。

どうしても伝えなくてはならない場面でなければ、その選択は大いにあり!と私も思ってます。


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