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人生って何が起こるか分からない

とても久しぶりの更新になります。
ここ最近はずっと体調が悪く、パソコンを開くことさえままならない毎日でした。
やっと人間らしい生活を送れるようになって、健康であることの有り難みを心から感じている今日です。

そんな今日は「人生何が起こるか分からない」と感じたお話。

私が地元を出たのは18の春。
憧れだった仕事に就く為に地元から少し離れた街に引っ越しました。
18歳の私は、今思えばまだまだ子どもで
ついこの間まで高校生だった私がいきなり社会に足を踏み入れて。まだまだ学生気分で仕事をしていたなぁと思うし、先輩に叱られることもあった。その頃には理解できなかったけど、私めちゃくちゃ子どもだったのだと思う。

そして、激務に耐えきれず退職し
気付くと私はまた引っ越しをしていて。

地元から2時間、県外に出てまた全く新しい土地へ。

ホームシックになりながら、でも実家に帰るのは嫌で
1人孤独に生きていたのが20歳の頃。
経済的に余裕もなくて、成人式に出ることもなく
見知らぬ土地で毎日バイト漬けだった。
何のために働いているのか分からなかったし、でも働くしかなくてがむしゃらに生きていた。

その2年後にまさか、この土地で出会った人と結婚し
子どもが生まれるなんて思ってもいなかった。

そもそも私は子どもがそんなに得意ではなかったし
結婚願望はあれど子どもが欲しいという気持ちはなかった。

でも人生は面白い。
たった2年で自分の想いは大きく変わって、環境も大きく変わって、いまでは子育てをする母になった。

人生って本当に分からないものだなと最近つくづく想う。
あの頃あんなに好きだった場所も、好きだった食べ物も
気付くとそんなに好きではないことに気付いてみたり。

興味がなかったことにどっぷりハマってみたり。

その時感じた自分の感覚や感情って意外と
数年経つとまるっきり変わっていたりする。

持っていた服も、1年後にみると
「こんな服買ったっけ…?」
「なんかダサいな」とか思って結局捨てちゃったりする。

人間の感覚や想いって意外ともろいものだと思う。

物だけではなくて人間関係もそうで、
ずっと仲良しだと思っていた友人と突然絶縁関係になったり。
ずっとキュンキュンするんだろうなぁと思っていた夫にも、気付いたら恋から愛に変わっていて家族としての安定感、居心地の良さにシフトしている自分がいたり。

私は本当によく「悩んでも仕方ないこと」をクヨクヨ悩む思考の癖がある。
1年後の未来への不安とか、こうなったらどうしよう?ああなったらどうしよう?という悩んでも答えの出ない問いを一生頭を駆け巡るタイプで。

でも26歳になり、自分の思考の癖にも気付くことができるようになり「人生何があるかなんて分からないのだから悩むだけ無駄」と考えられるようになった。

お金がなくなったらどうしよう、と1年前の自分は悩んでいた気もするけど
いまのところ、贅沢な生活はできずとも食事に困ることなく毎日何不自由ない生活を送ることができている。

悩むのは、出来事に直面したときで遅くないのだと気付くことができた。

いまの私は、いつ復職するか…というモヤモヤではあるけれど主治医に復職を許可してもらえなければ働けないのだし、それはそのとき考えようと想えるようになった。

私の人生はまだまだ長い。
いちいち答えの出ない事に悩んでいる暇はないし
悩んでいる時間がもったいない、とすら想えるようになった。

自分が思う程、他人は自分のことをそんなに見ていないし興味もない。
そんな風に考えるようになったら人の目も気にならなくなった。

数年前よりずっとずっと生きやすい。
思考の癖は少しずつ変えていこう、そう思うようになった。

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