夏の咳
夏風邪を引いて、会社で咳き込んでいたら、「炭酸を飲むと良いよ」とウィルキンソンをもらった。炭酸は夏しか美味しくない。
ペットボトルの炭酸水を口にちょっとずつ含みながら、朝くらい暑い夜の梅田をダラダラ歩く。
今晩はしょうがを食べてね、と何度も言われたのでスーパーによってひとかたまりかったけれど、そもそもの食欲が湧かなくて、あやしい。
タバコの火を腕に押し付けられたときの温度を最近ふと思い出す。
子どもの時はみんなを「怖い」と感じていて、今はどちらかというと、みんなを「難しい」と感じる。
あつかったのに、あついと言えなかった私が、かわいそう。
最近まですっかり忘れられていたことも、よりかわいそう。
またちょっとずつ疲労が溜まっているから、注意しないといけない。
夜ののぼせをクーリッシュで冷ます。
早く本調子になりたい、夏を溶かすように過ごすの、やっぱりもったいないから。
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