馬鹿みたいなときに馬鹿みたいな前向きさでいる

目に見えるものがいつでもどこまでも守ってくれることはないのだと実感する日々だ。
不安な要素がありすぎて、どういう気持ちで生きたらいいかもわからなくなる。

けれども、つらい時にかかげるポジティブこそ本物のポジティブではないだろうか。
いつも困難のない人が掲げるポジティブはもはやその人にとっての普通だ。けれどこんな時に馬鹿みたいに楽しくいれることが、一番強いと思う。
ポジティブは、先天的なものだけではなくて、努力してなるものだと思っている。

約束してくださったのは真実な方なのですから、公に言い表した希望を揺るがぬようしっかり保ちましょう。 互いに愛と善行に励むように心がけ、 ある人たちの習慣に倣って集会を怠ったりせず、むしろ励まし合いましょう。かの日が近づいているのをあなたがたは知っているのですから、ますます励まし合おうではありませんか。
ヘブライ人への手紙 10:23-25 新共同訳

今日、多くの教会でイースターの礼拝が執り行われた。このご時世なので、多くの礼拝はライブ配信で行われている。

クリスチャンにとってイースターはとっても大切な日だ。
抽象的にいえば、イースターは、絶望が希望に変えられたということの象徴なのだ。
この不安にまみれた時期にイースターを迎えるということは、私たちにとってもう一度力を得て立ち上がる機会だと思う。

具体的にどうなるかはわからないけれど、それでも何らかの形でいつか今の苦しみから解放される時が来ることを信じている。
私たちは完全に見放されることはないのだと、私たちの気持ちはいつか報われると、私は信じている。
信じ続けられないと、正直生きていけない。私たちは生き抜かなければいけない。生き抜いてやりたい。

ただただ色んなことを無痛のようにごまかして過ごそうというわけではない。自分の不安や痛みはしっかり覚えて、適切に手当をしないといけない。そのバランスやノウハウを学んでいきたい。
ただ、自分の立ち位置を守りつつ、自分にとどまらず、思考と行動を続けていきたい。

さらに積極的な希望を、希望を分け合って励まし合う心意気を、そして他人の絶望を想像し肩代わりする強さを、手に入れたいし発揮したい。
そのために自分を鍛えていかねばと、今奮い立っている。

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