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小学校入学準備-いま身につけるべきは自学力の下地

昨年もその前からも就学時健診が終わったあたりから、年長さんの保護者のかたによく聞かれること。

・そろそろ学習系の習いごとをはじめようかしら?

・何か新しい習いごとをはじめようかな?

とくに保育園でフルに預けていたご家庭で土日に習いごとが集中しているご家庭や、いままで週末は家族の時間を過ごしていて小学校あがる前になにかさせておきたい、というご家庭が多々あります。

学習塾や習いごと系のお教室は、ビジネスですから囲い込みに必死です。とくに新年度が始まる前には、体験教室もたくさん開かれます。どうか賢いパパママさんにはそこに惑わされないようにしてもらいたいと思います。

この時期は、今までお仕事などで忙しくてあまりお子さまとの時間を作れていないかな、というご家庭は、保育園以外の時間でしっかり向き合えているかな、ということをご家庭で考えてみて、毎日5-10分で良いので新たな親子のルーティンを作ってみてください。ご夫婦どちらかでも良いですし、それぞれパパルーティンとママルーティン2種類でも良いです。ご都合で交代しながらでもよいでしょう。

ここを家庭ではできないから、外注しよう、というのは賛成できません。忙しくても、子どもが自立していくために、通らなければならない道だとわたしは考えています。

この小学校にあがる前のタイミングでしっかりと向き合いかたや学習方針を確立できると、こどもは学校での学習も困りませんし、まず塾や家庭教師に頼る時間もコストも必要なくなります。

わが子に合う学習スタイルを確立させてあげられるのは、わが子を1番理解しているおうちのかたです。ここで、おうちのかたが手を抜いてしまうと、小学校にあがってから、学校の学習の理解が不十分だと、塾にいかせなきゃ、家庭教師を頼まなきゃとか、夏休みの宿題が終わらない、ということが起こります。長期休暇の宿題も学校の学習も1年生の夏休みまでにしっかり自学力をつけてさえいれば、2年生からは一緒に予定を立てるだけ、3年生になるころには予定から自分でたてられるようになり、日々の宿題に至っては、1年生の夏休み明けくらいから徐々に親に何かを言われることなく自分で決まった時間に取り組めるようになります。もちろん学校のテストも満点が多くなります。

そんな秘訣をこれから少しずつ書いていきますね。



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