【スピッツ】new mikkeを観て好きになった曲5選

11月14日でスピッツのnew mikke movieの配信が終わってしまいました。

絶対円盤が出る、そして買う、と信じて2回しか見ていません。映画館入れて3回。(本当にお願いします…これでもう見られないとか泣くに泣けない)

今回のnew mikkeで心を鷲掴みにされたまま、スタジオアルバム16枚、スペシャルアルバム3枚、シングルコレクション3枚、合計22枚(!)のアルバムをあらかた聴き、自分の好みを大まかに把握した上で、過去に発売された全てのライブdvd収録曲を確認しました。

わかったことは、今回のセトリは神...

そもそもアルバム「見っけ」が全体的にいいなと思ってたので、その収録曲はもちろん、合間合間のこれまでのナンバーたちもぐさぐさと心に刺さり、息も絶え絶えな公演でした。現場にいなかったことが本当に悔やまれます。

このライブで初めて知った曲もたくさんあります。知っていた中でも改めて魅力が増して伝わってきた曲もあります。そんな中で、5曲、特に好きになった曲を選んで記録しておきます。

1 放浪カモメはどこまでも

繰り返しになりますが、私は2021年10月8日まで、スピッツをかなり分厚い色眼鏡で見ていた人間です。
その色眼鏡がはぐれ狼、エスカルゴ、けもの道でびしびしにひび割れ、この「放浪カモメはどこまでも」を聴いた時点で粉々に砕け散りました。
全ての楽器が激しくカッコよく演奏されて、でも1つにまとまってて、まさに"ロック""バンド"の曲でした。私をアルバム「ハヤブサ」に引き合わせてくれた曲です。

2 優しいあの子

アルバム「見っけ」の収録曲であり、朝ドラの主題歌です。いい曲だな~とは思っていたものの、ゆったりした曲をスルーしがちな私はそんなにリピートしていませんでした。

ところがライブで聴くと...曲の優しさが何倍にもなって心に染み入ってくるんですねー。見える...丸い大空が...
もはや聴くセラピー...

放浪カモメみたいなキャーかっこいい!ってなる曲からの、この曲みたいな優しさ溢れる曲とのギャップがすごいです。

3 ヤマブキ

こちらも、アルバム「見っけ」の収録曲です。
この曲は音源を聴いた時から好きでしたが、ライブで演奏されると解放感、肯定感、多幸感、キラキラ感がさらに増幅されて、華やかな曲だな~と改めて気に入りました。
サビにはいる前の全体的に、サビいくぞー!って感じのドラムスの強まりとか、ギターが入ってくる感じとか好きです。

4 青い車

アルバム「空の飛び方」に収録されていて、シングルコレクションにも入っています。なので、私は絶対聴いたことあるはずです。なのになぜ、この日まで魅力に気付かなかったのか...。
音は爽やかさ1000%で、歌詞は「輪廻の果てへ飛び下りよう」という極めて不穏な歌詞が登場する不思議さです。いわゆるCメロの歌詞がすごく好きです。心の落書きが踊り出すなんて。素敵すぎます。
今回の公演の中で最も、草野さんの声きれー...と衝撃を受けた曲でした。

5 スピカ

この曲は公演で演奏されていません。ではなぜ記録されてるのかというと、テツヤさんがMCで歌詞を引用されたところからです。話の流れで、あ、たぶんスピッツの曲なんだろなー、とわかったものの、この曲を知らず、歌詞から検索してたどり着きました。

ライブを観終わった時点でかなり骨抜きになっていた私でしたが、このスピカを聴いてとどめを刺されたと言えます。メロディ、歌詞はもちろん、アレンジが最高に自分好みです。この曲を生で聴くまでは絶対に健康でいる...!と固く決意しました。

改めて、new mikkeとても良かったです。
映画館や配信で観覧する場を作ってくださった皆様に、心から感謝します。

お読みいただき、ありがとうございました。

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