【スピッツ】新曲出たよ

11月3日にスピッツの新曲『大好物』が配信リリースされました。感想を記録しておきます。

私が「スピッツファンです!」と公言できる状態になってから初めての新譜発表。ワクワクしないわけがありません。その前の週はBase Ball Bearがこれまたとても良いアルバム『DIARY KEY』を発表したので、個人的に最近耳が忙しいです。

新曲『大好物』は、映画『きのう、何食べた?』の主題歌として書き下ろされた曲ということで、ゴリゴリなロックチューンではないよな・・・と思いつつも、それでもやっぱり、心あたたまる、口ずさみたくなる曲で、も~相変わらずいい仕事するよなあ!と思いました。

歌詞について

歌詞のスピッツ感についてはもうネット上で多くの方が言及されているところです。「つまようじでつつくだけで」「だるまにくすぐり」「新しいキャラ達と踊ろう」等、どうやったらこんなフレーズが出てくるんだろうという、ちょっと不思議だけど情景が頭に浮かぶ、素敵な表現が散りばめられています。

これも長年のファンの皆さんはご存じのことでしょうが、時折入る不穏なワード「虚ろな」「呪いの歌」が詩を引き締めている感じがしますね。幸せ一辺倒ではないよねという。でも最終的には、「色を変えながら」「つづいていく」んだというのが、希望があって爽やかな終わりでした。

楽器たち

素人な感想ですが、全ての楽器の音色があたたかく、少し寒くなってくるこの11月にぴったりです。全体的にはのんびりしたテンポで、バックでエレクトーンらしき音がタタタタ…とずっと鳴っていて、安定した感じの曲なのですが、ギタードラムベースのフレーズがいいアクセントになっていると思いました。特に気に入ったのは
・1番歌詞で「連れ出して」で始まるフレーズで一気に楽器が入ってきてボリュームが出るところ
・サビのベースライン
・最後のサビの前「やわらかく」で跳ねるようにたたかれるドラム
あたりです。

めちゃめちゃ真剣に繰り返し聞いていると思っていたのに、11月7日の『ロック大陸漫遊記』で、この曲にティンパニーが使われているんですよ~という話が出るまで、その存在に気付きませんでした・・・耳ついてんのかよ自分・・・とショックでした。

最終的に、結構、いや、とてもお気に入りで繰り返し聴いております。
「何食べ」を全く見てなかったので、曲を聴くために映画館行くとかないでしょ・・・と思っていましたが、映画がおもしろそうだったら行くのアリかもな~とあっさり心変わりしました。現在はドラマを追っかけていて、内野聖陽さん演じるケンジのファンになっています笑。たぶん映画館にも行くでしょう・・・。
スピッツの曲のおかげでまた1つ面白い作品に出会えました。ありがとうスピッツ。

今日はここまで。お読みいただきありがとうございました。

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