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【THE BAWDIES】想像以上に楽しかったライブ記録

先日参加したTHE BAWDIESのライブが想像以上に楽しくて、かなり余韻が残っているので、何が楽しかったか記録しときます!

どれくらい楽しかったかというと、ライブに行く前は、あーライブ終わったらサカナクションの配信見たいな〜等と、開演前から既に他バンドのことを考えていたところ、ライブを観た後は、他に気持ち切り替えられない…と、THE BAWDIESのアルバムを聴き込んだり、情報収集したりしているぐらいです。
予想の5億倍は楽しかった、本当に行って良かったなぁと思う公演でした。

今回は、今までのレポのように時系列で記録を残すのではなく、何がこんなに、あー楽しかったー、という余韻を残してるのか、楽しかった要因を箇条書きで記録しとこうと思います。

・要因1 爆音のロックンロール

これは私の感覚値ですが、演奏が始まったときに、音がでかい!と思いました。
うるさいというマイナスの意味ではなく、迫力があるというプラスな意味です。
会場が良かったのか、THE BAWDIESが音を大きめに出しているのか、単なる気のせいなのかわかりませんが、でかい!

そしてTHE BAWDIESはロックンロールを大事にしているバンドということで、同期やシンセは少なめ、ギター・ベース・ドラムが激しく鳴らされる、私が好きな、シンプルめな楽器構成です。

爆音で鳴らされるロックな楽曲たちが、シンプルに、でも大幅に、気分を高揚させてくれました。

・要因2 4人からあふれる気迫と楽しさ

 これも完全に主観なのですが、4人から漲るエネルギーみたいなものをすごく感じました。それはご本人たちも繰り返し言っていた、前のツアーが途中で終わってしまった悔しさや、対面でライブできることの価値を感じて演奏された結果なのかもしれません。最終日ということもあり、やってやる!という気持ちが伝わってくる演奏でした。

 また、途中ライブ楽しいーと何度も言っていたり、実際に楽しそうな笑顔が演奏中よく見られたりと、ご本人たちが心から楽しまれていることもよくわかって、こっちも嬉しくなりました。ROYさんも言っていたとおり、脂の乗った状態で魅せてくれた公演だったなぁと、今これを書きながら改めて感じております。

・要因3 Section♯11とBLAST OFF!が最高

 今回のツアーは昨年発売されたアルバム「BLAST OFF!」のレコ発です。が、その前のアルバム「Section♯11」のレコ発ツアーが途中で中止になってしまったということもあり、要所要所でSection♯11からの楽曲が披露されました。
 ROYさんによると、Section♯11はご本人たちも気に入っているとても好きな作品、BLAST OFF!はポジティブなムードに溢れた作品とのこと。私もどちらも好きで、特にBLAST OFF!は「YA!YA!」「T.Y.I.A.」など、軽快で明るく、ライブで聴いたら絶対楽しいという曲がたくさん入っていて、音源を聴いてるだけで踊りたくなる感じです。会場で聴けるのを本当に楽しみにしていました。

 そして実際の会場では、絶対楽しいだろうな、という「想像の楽しい」を遥かに上回る楽しさ、曲の良さを堪能することができました。「BLUES GOD」とかも良かったです。

・要因4 ROYさんの歌声

 ROYさんの歌声はやっぱり良かったです。ライブは10年前くらいに行ったきりになっていましたが、楽曲はずっと追いかけて聴いていて、常々、良いなぁと思っていました。が、生で聴くと一層ソウルフルだなぁと思わされました。

 「HOT DOG」みたいな迫力ある曲はもちろんのこと、「YES OR NO」や「END OF THE SUMMER」みたいなしっとりした曲もハマってて、心を持ってかれました。

・要因5 かっこ良いギタリスト2人

 THE BAWDIESは多くの楽曲をベースのROYさんが歌うので、ギタリスト二人が割と自由にやれる時間の多いバンドです。これがとても良かったです!

 私が最近見ているバンドは、ギターボーカルだったり、ボーカルじゃないギタリストでも淡々と演奏する方が多いので、自由に移動して客を煽りつつ、ギターも弾き倒す、というTAXMANさんとJIMさんの二人を見て、うわーこういうの久しぶり!待ってた!と興奮しました。
 
 特に今回、TAXMANさんがよく見える座席だったので、ギターソロでは、うわぁ指どうなってんだと釘付けになり、力強いリフには惚れ惚れし、「LOOKER SUGAR」や「RAINY DAY」ではROYさんとまた違う歌声に聴き入り…と、TAXMANさんの良さに今更気付くこともできました。

 ROYさんが「あとは私が歌いますから」と対抗心燃やしてる感じのMCもおもしろかったですし、二人が最後のサビ前にワンフレーズずつ歌って、更に一緒に歌う「KICKS!」も良かったです。

・要因6 笑い死にかけたMARCYさんのエピソード

 MCでは、ドラム・MARCYさんの開演前の掛け声の話と川柳の話が披露されたのですが、面白すぎて笑い声こらえるの大変で、お腹痛くなりました!ROYさんが嬉々としてMARCYエピソードを披露する様子にMARCY愛を感じました。

 川柳は各ライブ時に、各地にちなんだ川柳を作り、最後の五文字をMARCYさんが考えるというものだそうです。うろ覚えですし、これだけ書いても面白さは伝わらないですけど、備忘録的に残しときます。

●新潟の お米は美味しい そりゃそうだ
●大阪の 熱い心に なんでやねん
●名古屋から なにか始まる そんな気がする
●東京で ついに迎える わらべ歌
だったかな…東京の川柳は笑い通り越して、なんでわらべ歌!?と、ちょっとホラーすら感じました。

 開演前の掛け声で、なぜか帰りの話をするという話も謎で可笑しかったです。
 MARCYさんの演奏スタイルにはクールな印象を受けたので、エピソードとのギャップが印象的でした。

・要因7 初HOT DOG劇場

 これを、全世界に向けて配信されているフジロックで披露するメンタリティを目の当たりにしたことが、私が今回のライブ参加を決める最後のひと押しになったかもしれません。

通称「HOT DOG劇場」。
代表曲「HOT DOG」への導入として披露される芝居です。もはや壮大なイントロなのでしょうか。
今回は、日本発の某ゲームをモチーフにしたものでした。昨年4月の配信ライブで、えっ今こんなのやってんの!?と驚き、フジロック配信で、ここでもやるのか!?と爆笑し、遂に現場で目撃できたので、かなり満足です。楽曲が最強であることは言うまでもなしですね。

・要因8 過去曲も最高

 今回のライブではBLAST OFF!とSection♯11の曲が主に披露されましたが、合間合間に披露される曲も全て良かったです。

 特に「KICKS!」が記憶に残ってます。確か予備校のCMにも使われたりと、割とポップな印象が強かったのですが、ライブハウスで聴くと、音源よりずっと、どっしりした印象を受けました。既に書いたのですが、最後のサビ前がハッとするくらい良くて、ROYさんとTAXMANさんがワンフレーズずつ歌ってだんだん盛り上がり、一緒に歌い(コーラスかも)、一回楽器が引っ込んでボーカルだけになり、サビへ繋がる…というところが本当に好きでした。

・最後に

 長々と書きましたが、

・とにかくロックで
・かっこよくて
・バンドのエネルギーも伝わってきて
・お客さんも盛り上がってて

という、熱狂の渦に身を任せた約2時間、とても楽しかったです。あー、こういう瞬間のために生きてるな〜と思いました。


ROYさんが、元気が足りないなと思ったら遊びに来てください、というように言ってましたが、普通に元気な私でも、たくさん元気をもらえました。またライブ見に行きたいし他の曲も生で聴きたい!と思える良いライブでした。

THE BAWDIESの4名をはじめ、このツアーに携わられた全ての方に感謝です。

余談

今回、またTHE BAWDIES観に行ってみようかなーと思ったきっかけは、昨年4月の配信ライブを見たことです。
そしてその配信を見たのは!TwitterでフォローしているTHE BAWDIESファンの方が激推ししていたから!!です。

 その方とは直接DM送ったりリプライするほどの仲ではない(その方はフォロワーも多く、そんなことするのはおそれおおい)ので、この場を借りて感謝申し上げます。

 長くなりました!お読みいただき、ありがとうございました。ライブはやっぱり最高です。

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