チャレンジと成長と不安

「若い時もっとお金を使ってチャレンジしておけば良かった。」も真実。
「若い内にお金を貯めておいたおかげで、歳をとった今安心して暮らせているから良かった。」も真実。
「歳をとってからお金が余っているからといって、豪遊してお金をたくさん使うことは、体力的にも気力的にもなかなか難しい。」も真実。

お金は使わないと価値がないも真実。
お金があれば安心だからある程度貯めておいた方が精神的に安定するも真実。

要するに、やりたいことをやる為にある程度お金を使うこと。そして同時に余裕を持って精神的に安定する為に、ある程度お金を持っておくということ。

有ったら安心。無ければ不安。
かといって有り過ぎても不安。無くなることが怖くなる。
無さ過ぎたら逆に安心。ない袖は振れないから。

きっと正解は真ん中である。
ある程度は使って、ある程度は持っておく。

あの時そんなに頑張らずに、もっと手を抜いておけば良かったという後悔。
そんな後悔をするかどうかはわからない。
何事も真剣にやるから面白い。
何事も真剣にやらなければ面白くない。
真剣だからイライラもするだろう。
真剣だから挫折もするだろう。

真剣にやった事を後悔するだろうか?
全力で取り組まなければ良かったと思うだろうか?
無駄に全力を出した事を勿体なかったと思うだろうか?

あれをやらなければ別のあんな事ができたかもしれない。
あんなことをしなければ今こんな事になっていなかったかもしれない。

あの時ああしておけば…。

歳をとるということは、今より成長するということである。
成長は、チャレンジし、失敗し、その失敗を乗り越えるからするものである。
チャレンジしなければ失敗はしない。故に成長もしないだろう。

我々は今を生きている。
今を全力で生きている。
将来の自分は、将来という今を全力で生きている。
将来の私は、今の私よりきっと成長していると思う。
なぜならそれは、今私はチャレンジをしているからだ。

今私ができることは、チャレンジすること。そうすれば成長する。
成長した将来の自分は、今の自分がお金を使ってチャレンジしたことを後悔することはないだろう。
だって成長しているのだから。
成長した私は、過去(今)の自分をきっと肯定するだろう。

今を真剣に生きていれば何も心配いらないのである。

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