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私という人

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私という人が、少しわかるかもしれない投稿を集めました。
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モチベーションとゴール

最近、どうも英語を勉強する気になれない。 というより、英語で話したり、英文投稿を書いたりする気になれない、というほうが正しいかもしれない。 便利な英語フレーズの動画や「今日の英語の一言」のようなツイートを見て、ノートに書き留め、例文を調べて、そういうことは癖のようになっていて、相変わらず続けている。 つまり、インプットは続けられているが、それをアウトプットする気になれないということなのだ。 どうしてアウトプットしたくなくなってしまったのか… 私はどうしても、英語を勉

太い眉毛が似合う顔なのに実際は薄眉な話

昔、職場の先輩と、ある自社製品を別のインテリア小物用途として小売りするために、加工していたとき。 その加工に必要な、たくさんの黒いフェルトを細長く切っていたのだが、先輩がそのフェルトを眉毛にあてて、「どう?」と聞いてきた。 私はつい笑ってしまった。 マジックの太い方で眉毛を極太にされる罰ゲームやイタズラなどを、テレビのバラエティーなどで見たことがあり、まさにそれのような感じになっていたのだ。 そこで、「笑ったなー!」と、先輩は私の眉毛にも後ろからあてがって、笑い返そう

空中ディスプレイおばあちゃん

たった1つ、「あ」という文字が間に入るだけで、どうして「おばちゃん」より「おばあちゃん」の方が可愛く聞こえるのだろう。 だから私は、昔からおばちゃんを通り越して、早くおばあちゃんになりたいな、と思ってしまう。 おばあちゃんの深さもちろんおばちゃんでも、おばあちゃんでも、その人の個性、暮らし方、価値観、生き方、それによって、それぞれの印象は違うし、可愛いおばちゃんもいれば、厚かましく恐ろしいおばあちゃんだっている。 だけど、おばちゃんの人生の深さと、おばあちゃんの人生の深

口癖アウトプット症の恐怖

中学や高校のとき、授業をする先生の口癖を、何回言ったか、友達とそれぞれ、正の字にして数えたことがある。 「そしたらばー」という先生。 語尾に「~。ねっ。」と必ずつける先生。 「ねっ。」に関しては、1時限の間で120回以上にも上った記憶がある。 学生時代のその行動のせいかどうかはわからないが、私は、人がよく口にする言葉に反応してしまう。 無意識の言語学習大学のときは、友達の「なんしか」という口癖(これ、方言らしい)に反応した。 自分自身が今まで使ったことがない、聞い

たった3文字の真新しい扉 -noteを読む-

先日「なさじ」さんのnoteを読ませていただいた。 「道半ば」とは思わないだろう。 私もそこに共感出来た。 子育て中の親という立場では、娘の成人を見守るまで、という思いは強くある。 もちろんまだまだ見守っていきたいし、共に楽しんで行きたい(生きたい)。 しかし、私の人生だけとして単純に考えるのなら、今の私は、道半ばとは思わないだろう、と思えた。 なぜそう思うのか、漠然とした感覚なので、自分でもわからなかったのだけれど、「なさじ」さんがそこで触れておられた「目標型」と

私が物を書く原点  -3-  脱線先生と娘

予告通り、昨日残ってしまった、この話題のつづきを。 昨夜は、 「いやぁ、また1つの投稿でまとめられなかったなぁ」 と反省の気持ちを癒すように湯船に浸かった。 まだまだ私には文章力、表現力、要約力が備わっていないな…と痛感しながら、 いや、待てよ。 まさか。 先生お得意だった話の脱線、まさかそっちも、無意識のうちに影響を受けていたのか?私! 1人ニマニマしてしまった。 あ、いけない。 ほら、こうやって本題にも入らない導入から、すぐ何でも入れたがるから長くなる

私が物を書く原点  -2-  脱線先生と私

今回は、私が物を書くということに、おじいちゃん(前回 -1- は こちら)と同じくらいの影響を与えてくれた先生の話をしていこう。 日記の宿題小学3年生、新学期。 これから2年間受け持ってくれることになった担任の先生は、私たちに 「毎日日記を書こう」 という課題を出した。 毎日、何行でも、何でもいいから、日記を書いてくること。 それが宿題の1つだと。 最初、教室は「えーーー?!」「やだーーー!」の大合唱だったはずだ。 3年生になったばかりの私たち、今までは夏休み

私が物を書く原点  -1-  私のおじいちゃん

おじいちゃん(母方)が亡くなったのは、私が大学生の時だ。 ガンだった。 大学生だった私は、最後はあまり頻繁にお見舞いにも行けなかったが、大好きなおじいちゃんだった。 おじいちゃんの思い出初孫だった私は、他のいとこたちと一緒に、小さい頃はおじいちゃんによく遊んでもらった。 一緒にザリガニを取りにいったり、セミの幼虫や抜け殻を探しに行ったり。 人生についての、いろんな話も聞いた。 「何かに迷ったら、人を頼り、素直に尋ねればいい」とか、 「なんでも楽しむこと」とか。 私が中

ポンコツPC脳の活用意義? -気絶経験8回の女 ( ・`д・´)ドヤッ 後編-

( 前編、中編は ←こちらから) 気絶とシャットダウン前回(中編)の最後に書いた「気絶はPCのシャットダウンに似ている」ということ。 これは、ここまで前編中編と書いてきた何度かの気絶から、身をもって私が実感したことだ。 何らかの不具合によって、信号が遮断される。 そして、自動で再起動がかかる。 黒いモニターを前に、PCのウィーン、カチ、ティティティティ…みたいな音が聞こえ始めるように、脳が少しずついろんな感覚へ神経を張り巡らせ直していく。 最初はまぶたがうっすら開く。

血迷う神経? -気絶経験8回の女 ( ・`д・´)ドヤッ 中編-

(この話には前編がありますので、まずは↓そちら↓を先にお楽しみください。) 5回目の前に 迷走神経の話小学校時代は、よく予防接種を受けた。 注射を座って行うと、私は必ず視界がチカチカモヤモヤと暗くなり、吐き気がし、なんとかトイレに駆け込み、座って深呼吸して、なんとか気絶をしのぐ、ということを繰り返した。 「血管性迷走神経反射失神」とは、血管に刺激を受けたとき、迷走神経が異常信号を出し、その場所に血液が集中してしまうことにより、血圧が下がり、脳に行くはずの血液が不足し、脳

気絶したことありますか? -気絶経験8回の女 ( ・`д・´)ドヤッ  前編-

親から聞いたもの2回 + 自覚があるもの6回=8回。 生まれてから今まで、私が気絶したことのある回数だ。 血管性迷走神経反射大人になって調べるうちに分かってきたことだけれど、私はどうやら「血管性迷走神経反射」によって、脳貧血となり、気絶(失神)してしまう質らしい。 タイトルには「( ・`д・´)ドヤッ」とドヤ顔文字なんて、つけてみたりしているが、実際、威張れるようなものではない。 そんなこと、体験しないに越したことはないだろう。 初めての気絶 初めての採血最初の気絶は、

黒ゴマチャレンジ

「黒ゴマチャレンジ」と言っても、頭から黒ゴマをかぶる訳ではない。(それはアイスバケツチャレンジ。) 某ベ○ッセの「こ○もちゃれんじ♪」から、新しく大人チャレンジ黒ゴマ検定バージョンが…などでもない。 なんてことはなく。 私が毎日、黒ゴマペーストを食べる、というチャレンジだ。 なんのために?それは、突如増えてきた白髪を、なんとかしたいから! パッと見、私に白髪があるとは思っていない人が多い。 それは、白髪が、前髪をあげた「おでこの角?」という一部に集中しているから。 し

猫になりたい  -2-  犬から猫に

前回の-1-からのつづき。 猫ではなく犬寄り大人になって「猫になりたい」と思い始めた私が、その前までは「犬になりた」かったかといえば、そんなことはない。 「犬になる」というと、「人に媚び売るイエスマンになる」みたいな意味合いもあるからややこしくなるが。 昔は「猫になりたい」とも「犬になりたい」とも思っていなかった。 思ってもみなかった。 でも、周りの人間関係を、自分も含めてようやく冷静に客観視出来るようになったとき。 大人になったとき。 「あぁ、私はどちらかと

猫になりたい  -1-  飼っていたペットの話

猫になりたい。 スピッツの歌に「猫になりたい」という歌があるが、私は大人になるにつれ、 「猫になりたい」 そう思うようになった。 といってもたぶん、実際の猫になりたい、というのではなくて。 「猫みたいな感覚を持って生きてみたい」 こっちだ。 長くなりそうなので、分けて投稿してみる。 猫を飼わない理由犬を飼ったことがある。 猫は飼ったことがない。 抱き上げたり、だっこしたりするとき、犬はガッシリホールドできるが、猫は重力とともにグニャーンと伸びてしまう危うさ