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6.暦(こよみ)には、現代の365.25日の人間暦と、360日の神聖暦があり、神聖歴には、5日間の閏日(うるうび)があった「秘められた数字 ~ 空間、時間、宇宙サイクルの古代知識~」by ランドール・カールソン (2020/12/8)

テレグラム.EriQmapJapanより、Eriさんのサブスタック.ニュースレター[最新作]No.6を共有させて頂きます。

6.暦(こよみ)には、現代の365.25日の人間暦と、360日の神聖暦があり、神聖歴には、5日間の閏日(うるうび)があった
「秘められた数字 ~ 空間、時間、宇宙サイクルの古代知識~」by ランドール・カールソン (2020/12/8)

そしてここで、世界中の古代文化が2つの暦を使い分けていたことに触れたいと思います。

暦(こよみ)には、現代の365.25日のカレンダーのような人間暦と360日の神聖暦があり、神聖歴には、5日間の閏日(うるうび)がありました。つまり、ギリシャでもエジプトでも、あるいはマヤでも、世界中の古代文化には、この5日間を “不吉な日として脇に置く”という、同じような伝統があったのです。

そのため、その日は皆、仕事も活動も、何もしようとしませんでした。ただその5日間を休みとし、5日間休んだらまた再開して、360°の神聖なる年を迎えたのです。

シュメール人はかつて、1年は実際には360日であったものが、ある日、宇宙的な大惨事が起きたことにより、一年が5.25日長くなったと信じていたのです。

円を360°に数学的に分割した最初の文化として知られるのがシュメール人ですが、 シュメール人が円を360°に分割したのは、その円が一年のモデルになると考えたからです。彼らは、1°が一日を表すと考えたのです。

理想的な神聖なる一年が360日だとすると、地球は公転軌道の中で円を描いていることになります。そして、その円の周りを1°移動するごとに、地球は自転します。つまり、宇宙的な運動が数字とシンクロしているのです。

いずれにせよ、古代の文化は、神聖暦に従って360日で時間を計算しました。そうすることで、360日という神聖なる一年を、このように細分化することができたのです。

さっそく見ていきましょう。

1デカンは、神聖暦では10日であることがわかります。これは、ちょうど14,400分です。

※これは、ちょうど14,400分です。
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そして、同じ数字が繰り返されています。しかし、数字のシンボリズム(象徴性)は失われていません。数字のシンボリズムのシステムは、大きさの順序に関係なく一貫しています。つまり、12の2乗である144は、1,440や14,400、あるいは144,000と同じシンボリズムを持っているということです。

聖書には、144,000人の、地上の贖(あがな)い手について言及している箇所があります。この聖句は興味深い引用なので、後でお話しします。というのも、この聖なる数字をさまざまな伝統に組み込む方法があるからです。

プラトニック・ピリオド(偉大なる期間)の3デカン、つまり1プラトニック・マンス(偉大なる一ヶ月)は2,160年ですが、360日の神聖暦では43,200分です。1プラトニック・シーズン(偉大なる3ヶ月)は6,480年で、129,600分です。このようにメモをとってみると、桁が違うだけで、同じ数字を何度も書き留めていることに氣がつくでしょう。

さて、これは、わたしがここで話している、この歳差運動を描いた小さな図です。この、ぐらつきながら回転する動きのことです。

この歳差運動は一般的に、第一に月によって、第二に太陽によって地球に引き起こされると、多くの天文学者が仮定しています。 その他に、惑星が影響を与えることもあります。

ですからこれは、地軸の回転運動のベクトルの総和と考えることができます。 太陽系のすべての重力が、総ベクトルとして地球に働きかけ、作用しているのです。これは重要なファクターなのですが、地軸が回転すると、それは中央に向かって広がります。

赤道の直径は、極の直径よりも大きいのですが、これは、 地球が太陽の周りを公転するとき、グラつくことがないよう、地軸の安定性を維持するために重要です。そうでなければ、高等生物はそもそも進化しなかったでしょうから。自転のおかげで、赤道の直径が極の直径より26マイル(約42km)も大きく広がったのです。

月や太陽や惑星から地球にかかる重力の総和が、ちょうどフライホイールのようにその膨らみに作用し、それがプラトニック・イヤー (偉大なる一年)につながるのです。

プラトニック・イヤーの半分の期間の12,960年が、季節の変わり目になります。なので、タイムマシンに乗って12,960年後に戻ったり、12,960年前に進んだりしてみれば、すべてが逆転していることに氣づくでしょう。

もし、グレゴリオ暦のままだったら、冬は7月、夏は1月といったように、季節は逆になっているでしょう。半球的に見ると、北半球が冬なら南半球は夏といったように、12,960年の間に、地球の2つの半球の間を行ったり来たりすることで、季節が代わりばんこに訪れるのです。

下記の図は “プラトニック・イヤーの輪”を示し、すべての年代と、占星術で知られる月が描かれています。そして、この “0 (ゼロ)BP”の位置に、自身の身を置くとします…BPは現在より前 (Before Present…つまり、紀元前ではなく、”今から何年前”)という意味です。

この0の位置は同時に、25,920年でもあります。


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