年下彼氏との割り勘論争

20代後半になり、初めての年下の彼氏ができた。
相手は社会人2年目、私は6年目。

私と言えば、お付き合いした男性の数は多い方でかつ年上が多かった。
学生生活中も、基本的に後輩より先輩が好き。

そんな私が、いろいろあって年下男子とお付き合いすることになった。


デートはいろいろな場所に行ったが、基本ホとか、カフェとか、ごはんとか。
お会計は基本彼が払い、デート終了後に割り勘分を電子送金するスタイル。

・・・・・違和感。

初期のころは違和感しかなかった。
むしろ割り勘に慣れてなさ過ぎて、吐き気をもよおすレベル。
これがZ世代かー??!
何度も心の中で繰り返した。


耐え切れず、割り勘が嫌だ、と打ち明けた日。
彼がものすごく悲しそうな顔をしていた。
「すごく大切にしてるつもりだったのに」
心からの声、表情。
私は苦しんでいたつもりだったが、なんだか申し訳ない気持ちとともに、そこで割り勘という事実に対して何も思わなくなった。

色々なことを話した。というか私が一方的に責め立てた。
「私の方が稼いでいる、というけどその発言がいやだ。」
「割り勘だと、女性として悲しい」

彼は、反論しなかった。ただただ悲しそうにしていた。

「割り勘されないこと」如きにそこまでこだわるってことが悲しいのか。
私の方が多く稼いでいるのに、がめつい女って思ったのか。


あの悲しそうな顔の理由は、今でもわからない。
同じような思い、経験をしたことがある、この記事を読んでくれた方は教えてほしい。

割り勘、多く出す、少なく出してもらう、おごる、おごられるってなんだろう。



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