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恋人に、嫌なことを嫌と言う

喧嘩の理由

大スキな年下彼氏くんとの今までの喧嘩(論争)の内訳を列挙していく。

■彼⇒私
・買いたい物の狙いを定めず、売り場のもの全てを確認するので時間がかかる
・外でマスク外しがち
・知らない人と仲良くする気がない

■私⇒彼
・彼氏のラインの連絡がないのでさみしい
・彼氏がデート中他の女の子ばかり見ている
・彼氏の言い方がきつい
・彼氏の行動のデリカシーがない
・彼の主体性がない

■General
・デート代のお支払い比率 (多めに出す、割り勘)


ここにあえて記載しない内容を除き、ざっと上記の内容について、今までぶつかったり、喧嘩したりしてきた。

実らない恋愛の理由の一つ

私は高校時代から、常に恋人がいた方ではある。
期間で言うと短いと1か月で終了、ただ概ね1年前後で終了、長くて4年弱。

どれも婚約や結婚に結びついた関係はない。
そのような関係を、自分では「実らなかった恋愛」
(=一つの「形ある結果」に結びつかなかった)と認識している。

※結婚が恋愛のゴールなのかというと、
必ずしもそうでないと思うが、今の自分の思う結果の一つが、結婚である。

そういった、いわば「実らなかった」恋愛に共通したポイント。
それは、嫌なことを、「嫌」と伝えることが怖くて、
逃げてしまっていたこと
だと分析している。

4年弱付き合った、学生時代の同学年の彼がいた。
そんなに長い間付き合っていたのに、なぜ別れてしまったのか?

当時、ラーメンを好まなかった私を全くケアせず、
同じ場にいた彼の仲良しの女の子を連れて、
私は置いてけぼりで、二人でラーメン屋さんに行ってしまうような彼。

そんなの(私は)嫌に決まっている。
でも、束縛っきーな女と思われたくなくて、言えなかった。

言ってたら、変わってくれていたのかな。

その彼に対して、私は気持ちが冷めていった。
大学卒業前に、お別れとなった。



その後、大学でひそかに憧れていた先輩の彼ができた。
その彼とは、1年以上続いた。
大きな喧嘩をすることはなく、ゆるっとほのぼのとした関係だった。

付き合って少ししたら、彼の仕事の愚痴が多いことが気になり始めた。
学生時代のキラキラした、リーダーシップあふれる彼の面影もないくらい、
職場ガチャ(雰囲気の悪い職場に当たってしまっていた)にはずれ、心がすさんでしまっていた。

本音を言うと、私はそんな愚痴ばっかり聞きたくなかった。
多少はいいけれど、プライベートは多少元気にいてほしかった。
しかも、デートだしね。

でもこれまた、それを言ったらなんて返されてしまうか怖くて、言えなかった。
私の職場は自由で、雰囲気もよかったので、嫌味になってしまうのも嫌だった。
結果、私はあまり会いたくなくなり、デートの頻度も減っていった。

別れは、彼から切り出してきた。
「まえちかに、もっとわがまま言ったり、甘えてほしかった」
それが別れ際の言葉だった。

(「甘えられるならとっくに甘えてるよ!」というのが本音だけど、きっと変わらないだろうとの予想のもと、彼の要請通り関係に幕を下ろした。)


本音を伝えることの苦しさとメリット

そんな恋愛経験を得て、
嫌だ、って思っていることを、オブラートにもつつまず言えるようになった。

でも、今の彼と付き合ってすぐにそれができたわけではなかった。
何度も、少し嫌だけど、雰囲気壊すのも嫌だから言わないで置いたことがあった。

だが彼は、私が内心嫌だと思っていることを言わないで我慢していると
私の微妙な表情やしぐさの変化で、それが分かるらしい。

「本当はそう思っていないでしょ」
「そう思っていない顔をしているよ、言ってごらん」

と静かに、真剣に問うてくる。
「嫌なことは嫌と言いなさい」とお叱りも何度も受けた。

そう、私は、彼の気遣いと努力の甲斐あって、
本音を隠したまま持っておくことは、結果メリットにはならないことを理解した。

本音でぶつかって、逃げてしまわないと分かるから、本音でぶつかることができる。
とてもありがたいと思う。

今までの恋愛で、私が本音でぶつかったら、
彼らはそれに向き合って、話し合ってくれたのかな。
今となってはどうでもいいけれど。


向き合って、一緒に進んでくれる人との恋愛が「実り」ますように。

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