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『楽園の烏』金烏は一体誰なのか?

謎だらけの八咫烏シリーズ第二部第一巻。

続きが読めないのが、もどかしすぎる。

伏線かもと気を付けながら読んでも、二転三転、転がされまくるのがこのシリーズの醍醐味。
だから予想なんてしても、どうせひっくり返されるだろうし…と思いつつも、妄想せずにはいられない。
ここは当てるハズレるなど気にせず、次巻が出る前に妄言を吐き散らす、というのも楽しみかたのひとつかもしれないぞ。と開き直って書いてみよう!

現金烏は一体誰なのか?

禁門は先代の金烏が使ったらしい云々、とあるのでこの先代は奈月彦だと思う。八年前の地下街との交渉には金烏は幼すぎた~、今の金烏はまだ若い、など、代替わりを印象付ける記述もある。
けれども、長束登場時、長束を「金烏の兄」と紹介している。
初読時は、まあ今の金烏のことは伏せられてるので、「(先の)金烏の兄」とカッコが省略された形?と思ったのだが。

もしかしてこの二十年の間に、新たに長束、奈月彦の弟にあたるような子が産まれたとしたら?という可能性を思いつき…

奈月彦父、『弥栄の烏』でまんまと囮にされ、大怪我負ってたけど、生きてはいるんだよね。

そして、もしそうだとして、母親は?

大紫の御前は今更無理にしても、若い女性相手ならあり得る。

もしも!母親!あせびちゃんだったら、どーする⁉️

自分で書いてて「えっぐい❗️」

でも可能性としては、かなり「アリ」だと思うの。

そうすればまた、『単』がシリーズの始まりだった意味をもたせられるしさ。

でも、あせびちゃんの子が政争の矢面に立つか?というと、イメージ出来ない。
南家の子なら大紫の御前がでばりそうだが。しかし、さすがに撫子と奈月彦父は無いよね。えぐすぎる。撫子にそこまでさせられないよね、融父は。

でも、あせびちゃんは恋愛脳でふわふわ~と結ばれちゃっても、あり得ちゃうでしょう?そこが彼女の怖いところ!そしてウリ!

しかし、あせびちゃんの子が傀儡に利用される、というのはイメージ出来る。政治興味無い子だろうから。

とにかく、現金烏はまだ若くてお飾り、傀儡にされてる子だと思うんだけど。そして養子などではなく、ちゃんと宗家筋の子なら、真の金烏の性質を持ってる可能性もある。

つまり奈月彦が既に亡くなってて、現金烏が真の金烏だったりしたから、雪哉は御輿として担いだのではないか?

奈月彦の生死は?

奈月彦、真の金烏である特性から、山内の綻びを繕ったり、八咫烏が大勢亡くなる事態にダメージを受けたりで、早死にしててもおかしくないと思うんだよね…

まあ、山内では亡くなったことになっていて、人間界で定食屋を営んでいて欲しかったりするけど。それは予想というよりも、私の願望だな。

奈月彦が生きていたら、山内の政事はあんな風になってないでしょう…

でも雪哉が奈月彦に刃を向けて追い落としたのなら、長束は雪斎に対してもっと敵対してるでしょう?

なので、八年前の政争に関しては、
奈月彦病死のあと、新しい弟宮が出来て、紫苑の宮派は廃された。または浜木綿だったら自ら人間界へ出ていった、というのが私にとってはあり得る線かな?と思ってます。

新キャラで、実は第一シリーズの登場人物の子、というのを予想してみよう

「幽霊」は紫苑の宮であって欲しい。これは願望。

そして若い子、他に誰かいるかなー?と考えてみたんだけど。

迦亮

松韻の子、って予想どうでしょう?
見た目父似で、知力、身体能力は母親似、なのでは?

ダ・ヴィンチニュースで作者様がが「外伝の『まつばちりて』は第二部に関係がある」とおっしゃってたので。そこに引っ掛かって考えたんだけど。どうかな?

文字フェチ設定は出てきてないけどね。

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