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「自分の意思によって行動ができる人間」を育てる (世界の子育て、保育を知る旅 著:久保田修平・久保田友美)

こんな本を読んでいます。

25もの国々を回り いろいろな地域、いろいろな保育環境、いろいろな社会環境、いろいろな大人や子供をみていらっしゃったお二人。

すごくオープンな心で たくさんのことを吸収されていらっしゃったようです。

先日、このお二人に直接お会いすることができ、子供の心を持つ修平さんと その隣でやさしく微笑むともちゃん・・・ とても素敵な時間でした。

この本を のんびり読ませていただく中で ちょこちょこ 今の私に 響いた部分があるので 書き留めておきたいと思います。


なはら姉さんの学校の利用方法

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なはら姉さんが 学校にゆるく行くスタイルを始めてから 数週間がたちました。

うちのなはら姉さんとのルールは

週に1回だけお休みしてOK
それ以外の日は 遅刻してでも とりあえず登校する
おうちでも ちょっとは勉強する

という感じです。

なはら姉さんの学校は (なぜか)時間割が 毎週、異なり、金曜日に 次週の時間割がお便りとして配られます。

そこで 週末 なはら姉さんは 自分で時間割を眺めて それぞれの日どの授業を受けるか、どの日にお休みをするかを考えているようです。

そして 日曜日の夜に 月曜日から金曜日までのスケジュールを教えてもらうことにしています。

遅刻していく場合は、私が教室まで付き添わなければいけないので 私のスケジュールと 彼女の登校時間を確認する必要があるからです。

「理科受けたいんだよね~」とか 「音楽行こう」とか 「このテスト受けておこう」とか 「この日の給食がたべたい」みたいな理由で 彼女が登校時間を決めます。

「あ~~~ この日やだから、休みね」とか。

そんなんでいいの???と 古い価値観の私は思いつつも 彼女は彼女、と割り切って 私のスケジュールの中に 彼女の登校時間を埋め込みます。

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彼女が 自分でどんなことを学習したいか、どんなふうに時間を過ごしたいかをきめているのです。

大学生みたいに 自分で 何の授業を いつ受けるかを考えて 決める感じです。

これを考えると 何も考えずに 誰かに決められた時間に学校に行き 誰かに決められたとおりの時間割をこなして 毎日を過ごしてきて 私はそれでいい、それが正しいと思っていました。

そう思わないなはら姉さんに 「だめだよ」って教えようと思っていたけど最近の彼女の様子を見ていて 彼女の自主的なところが すごいなとも思えてきました。

そうしたら 何も考えない私は 反対に ロボットみたいだったともとらえられるんじゃないか?」とさえ思えてきちゃったり。

私は 彼女のように生きて心地がいいかどうかはわからないけれど 彼女の生き方も すごいなって。

そんなことを考えていたら この

世界の子育て、保育を知る旅(著:久保田修平・久保田友美)

の中に

シュタイナー教育の話が出てきて、シュタイナー教育の基本は

「自分の意思によって行動ができる人間」を育てる 

だと書いてあったのです。

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それ、今のなはら姉さんの生き方 このとおりだって思いました。

古い価値観の私にとっては 「やりたいことばっかりやって~~」と見えますが

言い方を変えると 「自分の意思で やりたいことを見極めて行動している」ということです。

日本の当たり前(私の当たり前に近い)が 他の場所では 全然当たり前じゃないことが多いものですが

なはら姉さんの生き方も 全然否定されるべきじゃないんだな~って いろいろなポイントで 見せられています。


不登校・学校嫌いのお子さんについてお話しましょう~という方 ご遠慮なくお知らせください!

情報交換いたしましょう。



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