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アマンダさんのZINEを作ってみよう!一週間本気で研究しました

ZINE(ジン)とは

小ロットで作れる冊子のこと。
写真集や画集に向いてるとされてます。

1冊から作れるけど、たくさん作った方が1冊あたりの値段を下げれます。
でも、たくさん作れば在庫を抱えるリスクがあります。
・何冊くらい作るか。
・何ページ作るか。
・どんなZINEなら手にとってもらえるか。
1週間研究しました。

Here is ZINE Tokyo 21に行ってみる

画像元:https://omoharareal.com/navi/news/detail/3317

南青山で2022年9月7日(水)〜9月25日(日)まで開催している『Here is ZINE Tokyo 21』

30組のアーティストさんのZINEがずらりと並んでます。
全部手にとって中を拝見しました。

ZINEって自由


自費出版なので、どこまでもこだわることが出来ます。

紙の種類。形。値段。
印刷所を使わず、全部手で作るアーティストさんも多い。

「もはやそれはZINEなのか?」

という疑問はナンセンスなんです。

私の中で別れるZINEの評価

①パラパラめくって終わるZINE。

サイズが大きくて紙が薄くペラペラしてるとちょっとめくるのが面倒でもういいやって次に行きがち。
このタイプのZINEを作る人は、絶対的に自信があってすでにファンがたくさんいる人だと思う。

逆に、すっごい小さい豆ZINEもめくりずらいから高速でめくって戻してしまう。

ここで学んだコト:手のおさまりっていうのは重要。

②じっくり眺めたくなるZINE

ページに流れのあるものはじっくり眺める傾向がありますね。
その先に「何か」があるんじゃないかって。

同じような絵や写真が続くと、それ以上何もないのかなと思ってしまうので

絵だけでなく、少し文章や裏切りあると最後まで見たくなる。

ここで学んだコト:押し付けない世界観大事。

③お金を払って買いたくなるZINE

今回出会えなかったけど、お金を払いたくなるZINEについても考えました。

アーティストさんを応援したい気持ちで会場に行ってるので
寄付の気持ちで買おうと思ってました。
でも、手ぶらで帰ってしまいました。

お金を払う=心が動く
お金を払う=それ相応の値段

たったこれだけのことがすごく難しいんだと気づかされました。

たくさんのZINEが並んでいて、全部買えるわけではないから
その中から選ぶという作業が生じる。

そうなると、心が動くZINEを探す。
寄付だとしても安いからって家に帰って二度と開かないZINEは買いたくない。
だからと言って、ちょっといいな程度で想定より高いZINEは買えない。

価格設定と品を見比べて思うことは、もうほとんどのアーティストさんがZINEで利益を得ようとはしてないんですよね。
このZINEをきっかけに知ってもらいたいとか
表現の一つとしてZINEを作っている。名刺みたいな感じなんだと思いました。

ここで学んだコト:ZINEは稼げない。知ってもらうきっかけに。

アマンダさんのZINEを作ろう

アマンダさんです

今まで描いてきたものと、新たに描くものを混在させてそれなりにページ数は多めにしたいと思いました。
30ページは超えたい。

手のおさまりを意識してA5サイズ!

インスタでときどき投稿してるアマンダさんの絵に添えてる気だるく優雅な文章も入れ込みたい。

「稼ごうとしない。これは名刺だ」という気持ちで1500円以内では収めたい。
そして押し付けない程度の遊び心としてお手製の「しおり」を付けたい。

私にしか作れないZINEを。
アマンダさんでしか表現できない世界観を。

個展までには完成できるように頑張ります!

アマンダさんの優雅で気だるい日常展
2022年11月22日(火)~27日(日)
11:00~19:00※最終日17:00まで
@恵比寿駅徒歩6分『弘重ギャラリー』地下1階

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