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心配する側・される側。いざ次のステージへ!

2人の息子くんは受験生。明日は上の息子くんの大学受験。

今日から2人で大学の近くのホテルに泊まります。


私は大学受験ではじめて母と2人で旅行をしました。

新幹線に乗り在来線に乗り換え。電車から見える知らない景色。知らない街の知らない駅。

受験を受ける緊張よりも母と2人で旅行することが嬉しくて。。。


試験の前日から移動し宿泊することすら知らなかったわたし達が予約したのは受験日のギリギリ。

やっと一軒見つけた旅館に無理言って泊めてもらった。

大きな広間に他の受験生とその家族が居た。「ここです」と通されて、「ここで寝るの?!」と驚いた。

宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』湯婆婆の油屋を見た時、その時の光景を思い出しました。


これは親元を離れ自立していく『はじまりのはじまり』

そこから私の人生において、掛け替えのない人達との出会い、掛け替えのない思い出の詰まった大学時代が始まっていった。


この『はじまりのはじまり』に一緒に寄り添ってくれた母の立場に、今日自分が立つ。

今朝も朝からそわそわしているのは私だけ。

息子くんはまだお布団の中。。。

「早く起きなくちゃ!明日のこの時間には試験だよ!」とさっきから何度か声をかけた。

のんびりマイペースな息子くん、いくら声をかけてもテコでも動かないのは分かっているけど、声をかけずにいられない。そわそわするのも親の役目か(笑)


出不精の息子くんはお出かけが大の苦手。最近は旅行ですらついて来ないこともあるくらい。

そんな息子くんが先週車の中で、テレビのニュースを見ながら

「大学生になったら色んな県を回ってくるよ。色んなものを見てくるんだ」

心の中で『そんなことを息子くんが言うなんて!』と驚きながら、

「そっか。たくさん見ておいでね」と目が潤んだことを隠してさらっと答えた。


あぁ。ちゃんと外に飛び出す準備が出来ているんだ。と。

もぉ。私も手を離す覚悟を決める時が来ているんだ。と。


頼もしく、淋しく、嬉しい。何とも言えない心に。

私の母もそんな気持ちになりながら、私を笑顔で送り出してくれたんだろうな。


最後に息子くん達に送りたい、皆さんに送りたい!そんな一曲をご紹介。

サンボマスターの『輝きだして走ってく』

負けないで君の心            輝いていて              大丈夫                乗り越えられる            くじけないで笑っておくれ         胸張っていけ              キミこそ               僕の奇跡なんだから

ついにその時が来たんだよ                       心臓の音が合図だろ?                         誰のマネもしなくいいの                        キミだけの花よ咲け

心臓の合図、聴こえたかな?

さぁその時だ!

「今こそ出陣!」行ってきます☆

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