生理痛は我慢しないで！〜お金をかけずに生理痛緩和に役立つこともあります〜

1.鎮痛剤が効かない

個人差はありますが、生理痛って辛いですよね。

私は、中学、高校、大学ずっと辛かったです。もう泣きたいくらいにお腹も腰も下半身もしんどかった。酷い時は吐いたり、一瞬目の前が真っ暗になったり。

でも私は中学生・高校生の時、鎮痛剤を飲むことしか知らなかったんです。しかもその鎮痛剤飲んでも全く効かず、冷や汗かきながらもがいてました。

私、鎮痛剤飲むタイミング間違えてたんです。

2.鎮痛剤飲むタイミング

痛くなりそうだなっと思ったら飲んでください。ちょっと痛くなってきたタイミングでも大丈夫です。

脳が痛みを覚えてしまうと、鎮痛剤って効きにくいんですよね。厄介です。（正しくは、痛みを我慢していると痛み物質がたくさん生成されて、その後に飲んでも効きにくいのです）

効く人は効くんですが（←効きやすい人羨ましい）、私は痛みを我慢してからだとほぼ効きませんでした。

あと、メンタルも大切です。

プラセボかよ！って思うかも知れませんが、結構本当です。

これ効かないんじゃないかなんて思わずに絶対に効く！と思って下さい。

これでも効かない場合は念のため、即婦人科へ行ってください。理由は4の項目にあります。

3.お金をかけずに生理痛対策

・体を温める

生理痛の大敵は冷えです。血流が滞ると痛みは増すので温かい格好をして下さい。

私はこれを知ってから夏でも痛い時は腰やお腹にカイロを貼ったり湯たんぽ抱いたりしてました。（カイロ…お金かかるか💦）

・体を締め付けない

先程と同じ理由で血流が滞るからです。

ベルトやタイトな服は控えましょう。

ブラジャーはどうかな？物にもよると思いますが締め付けられるようなら止めましょう。ブラトップとかの方が無難だと思います。

その他に生理痛に効くツボがあるとか言われてますが、私には効きませんでした。押し方が下手だっただけかもしれませんが。

あとは、リラックスするとか軽いストレッチとか…私にはしっくりこなかったので試さなかったです。痛い時にストレッチなんてできるかー！リラックス出来るもんならしたいわー！って思ってました。

4.生理痛が病気の原因になることも

私が新人の頃に行ったセミナーで、生理痛を我慢していると子宮内膜症になることがあるなんて言われて、びっくりしたことを覚えてます。

鎮痛剤効かないくらい重い人は受診勧奨って、私受診必要？？と焦りました。

昔と違って、今は女性が出産する回数が減っています。それによって女性の生理回数は増えているので、子宮に負担がかかっているそうです。

婦人科に行けば、症状やその人に応じて低用量ピルや漢方薬など処方してもらえます。（人によっては飲むことが出来ない方もいます。）

生理は毎月くるもので、毎月こないと問題だと思っていた当時の私には衝撃でした。毎月生理がくる状態の方が体に良くないなんて…。妊娠、出産を経験してみて、妊娠の方が体に負担だろ！って思ったのはここでは黙っておきます。

私はすぐには婦人科に行かなかったので、偉そうなことは言えませんが、生理痛我慢してる人は婦人科へ行ってみてください。もしかしたら今までの悩みが解決されるかもしれません。

5.鎮痛剤以外の市販薬の話

婦人科は医師任せの話なので、次は市販薬の話に移ります。

・鎮痙薬

ぎゅーっと締め付けられるような痛みの時に有効です。

鎮痙薬と鎮痛剤が両方入ってるエルペインという薬があります。（取り扱いがあれば鎮痛剤のコーナーにあると思います）

鎮痛剤が家にある場合は鎮痙薬のブスコパンを買って一緒に飲めばOKです。（取り扱いがあれば胃薬のコーナーにあると思います）

ブスコパンはエルペインに入っている鎮痙薬と同じ成分です。

買う前には使用上の注意をよくご確認ください。

・婦人薬

私が結局婦人科に行かなかったのは、行こうと決断する前に痛みが改善したからです。

調子いい時は鎮痛剤飲んだらほとんど痛くないくらいになりました。ただ重い月もありますが、学生の頃の様な冷や汗かくほどの痛みではなくなりました。

私が飲み始めたのは婦人薬（漢方薬）です。これ即効性はないので、何度か挫折しました。しかし生理がはじまる1,2週間前から生理が終わるまで真面目に飲んでみたら効果がでました。

婦人薬（漢方薬）はめぐりを良くしてくれるものです。ただどれが効くかは個人差があると思います。

ちなみに漢方薬は先程も書きましたが婦人科でもよく処方されています。

よく処方されているとのだと桂枝茯苓丸とか当帰芍薬散とかとか。

参考までに私は市販薬の命の母を飲んでます。これは漢方薬の他にビタミンとかも入っています。（ビタミンとか入れなくて良いから安くしてほしい）途中から生理痛用の白い錠剤も出てきたので試してみましたが、個人的にはピンクの方が効く気がしました。ピンクはどちらかというと更年期障害向けですが。

命の母ホワイトには

生理前～生理中の不調を感じる方は、生理が来るなと感じた時から、生理期間が終了するまで服用し、効果を確認してください。

生理不順の方は、継続して1～2ヶ月は服用し、効果を確認してください。

と書かれていたので、もし飲まれる方は参考にしてみて下さい。

漢方薬の選択って体が虚弱かどうかとか舌の裏の色とか、浮腫み具合とか、判断が難しいんですよね。

分からなかったら店頭の薬剤師に聞いてみてください。漢方薬には詳しくない薬剤師もいるので解決できないかもしれないですが😓