もうひとり産むか問題

もうひとり産む、のタイムリミットが迫っている。まだ産めると思うが、そろそろ産めなくなる。何もしないでいると、自動的にもう産まないと言う選択をすることになる。
こんなこと考えてる時点で、子どもは授かるものではなくて作るものなんだなあとつくづくおもいます。で、そこに選択肢があるから悩みも生まれるわけですね。

いま職場に育休とってるひとがいて、そのひとの仕事がどさっと降ってきた。完全に負担増である。なぜわたしに降ってきたか。それはもう産まないだろうと思われているからです。このひとは40だからもう産まないでしょということで、とりあえずわたしに仕事が「よけられた」にちがいない。なぜそう思うかといえば、あちらこちらの部署で男も女も育休を取り、仕事の割り振り方がそれ前提になってるからです。こいつは産む可能性あるなと思われた人には振られない。また振り直すのが面倒だし、うまく引き継げなかった場合トラブルになる可能性があるからです。

まー、失礼なはなしじゃないですか!全方面に対して失礼!だいたい、育休による労力減を誰かが被ってプラマイゼロ!みんな育休とろ!ワークライフバランスだいじだよ!エスディージーズ!ってニコニコ言ってる人たちはですね、育休による仕事を被るような立場のひとたちではないのよ。このひとたちが、もしかして育休による労力減の解消法は、誰かに被せることではないのでは……と気づくには、育休によって仕事を被ったひとたちが次々にメンタルやられて退職したり休職したりして、マネジメントのあり方を上や外部から問われ窮地に追い込まれたそのときです。仕事を被ったひとたちが頑張っちゃえば頑張っちゃうほどその機会は遅れ、育休取得者にもやもやを抱くなんて非道だと自分を責め、よもや自分が育休をとるなんて言いづらくなり、限られた生殖期に空気を読んで子を持つことは許されるのかなどと悩む、ていうかこうやってあるかないかわからん空気読もうと頑張るのってまじで意味ないしつらい、わたし社会性ない、組織に属すの向いてない、やめたいということが起こっちゃうんだよね、あ、なんかいつのまにかわたしの話になってた。

妊娠初期のつわりが半端ないのがとにかくこわいから、躊躇するってのはある。赤ちゃんはかわいいけど、また保育園のおくりむかえを
するのかってのもある。でも赤ちゃんはかわいいよなってのは超あって、さらにわたしは三年間仕事を休んで勉強したいし、発達の過程を見たいってのが山盛りにある。とりあえず身を守るための引き継ぎ書をこっそり作ってから考えようかね…

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