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異国での寂しさの解決方法ってなかなかみつかりません。

(2023年12月にCafeTalkで掲載していたコラムを一部変更したものです)
こんにちは。

駐在生活や海外暮らしを終えての日本への本帰国。
引っ越す本人の大変さは言うまでもないですが、置いていかれる寂しさを感じたことはありますか?

異国の地で毎日顔を合わせ、苦楽を共に過ごした仲間の帰国。
その後のぽっかりと穴が開いたような寂しさ。
お子さんがいれば、同じように子供の心にぽっかり穴が開いてしまうように思います。
以前、日本に本帰国してしばらくたってから、あなたが帰ったあと大変だったのよと聞かされ、なんとも言えない気持ちになったこともあります。
私自身も、いつかくると分かってはいたものの思っていたより早い本帰国に子供共々消化不良感を抱えた帰国だったので、突然の友達との別れに、帰国してからしばらくぼーっと過ごしていました。

別れの寂しさ。これを癒す方法がいまだに見つかりません。
時間をかけて、自分で乗り越えていくしか、結局ないのかなと思います。
正直なところ、今回の転勤の話を聞いた時、真っ先に頭に浮かんだことは、新しい土地でまた出会いと別れを繰り返すことへの恐怖でした。
華やかそうに見える駐妻の裏の顔は、孤独との戦いなのかも。
良くも悪くも、精神的にどんどん強くなります。

もし今、海外で寂しさの中にいる方がいたら、もう少しです。
もう少しすればきっと、そのぽっかりと開いたスペースに違う何かが入ってきてくれますよ。
期間限定の異国での暮らしは、一期一会。
同じ状況は長くは続かないと思います。
一瞬、一瞬を大切に、目を見開いて、目の前に広がる世界を味わってみてくださいね。

でも、残念ながら、もしも異国でのなんともいえない寂しさを知ってしまったら、、
前よりも、人から優しくされると嬉しいと思っている自分に気が付くかも。
それも悪くない。と思います。
次はきっと、別の誰かに優しくなれると思います。
寂しさを知ったからこその産物です。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

では、また^^

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